奮闘むなしく決勝進出ならず/全日本大学選手権

卓球
 全国から強豪校が集結し、開催された今大会。若いチームで臨んだ本学は、健闘むなしく惜しくも3位という結果に終わった。

 予選リーグでは、ストレート勝ちで1位通過。順調に勝ち進んでいたが、決勝トーナメント第2回戦の対福岡大戦、新人戦を制した小野(商1)・水野(営1)ペアがセットを取られる場面や水野がフルセットに持ち込まれる等の厳しい試合も重ねる。だがチームはお互いを高め合うことで一丸となり、準決勝にコマを進めた。

 準決勝での対戦相手は宿敵青森大。メンバーには去年のインターハイ準優勝者や全日学、全日学選抜の二大会制覇をしたような選手が勢揃いしている。そんな選手相手にシングルスでは苦戦を強いられてしまった。だがダブルス、必ずサーブ前に技を確認し合う1年生の小野・水野ペア。二人は連続でポイントを奪取し、2―2のセットオールという緊迫した場面もあったが、見事な連携プレーで青森大を一矢報いることができた。しかし二人の健闘むなしく、経歴ある選手を目の前に、本学は決勝進出することなく涙をのむこととなった。

 今大会では打ち合っても肝心なところで集中力が切れ、ポイントを決められない場面が多くあった。「体力がないと集中力が持たないんだ」(平岡監督)。基礎体力をつけるために、トレーニングに取り組んできた成果が出始めてはきたが、まだまだこれからである。今の明治は1・2年生が主力の若いチーム。成長し続け、今後の活躍にも期待できるだろう。秋のリーグ戦では万全の体制で挑み、優勝を狙いにいく。

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