首位・法大に敗れ4位でリーグ戦を終える/関東大学2部リーグ戦

ボクシング 2014.07.14
 リーグ戦最終節を白星で飾れなかった。昨季1部から降格し今季は無敗で首位を走る法大と対戦した明大はバンタム級の小山内幹(文3=青森北)以外は勝利を挙げられず1―6で敗れた。この結果、2勝3敗のリーグ戦4位で今季のリーグ戦を終えることとなった。

 主将の意地を見せた。今季はフライ級で出場していた山本佑哉主将(文4=日大山形)だが、減量苦を抱えていたライトフライ級の東島健(商3=千葉経大附)と自発的に階級を入れ替え、厳しい減量に耐えた。試合の前日も階級の体重制限内に収められず、ジムが閉まるまで誰一人帰らなかった部員と共に減量トレーニングを続けた。夜は宗光徹(平26商卒)が一睡もせず水分補給など付き添った。「明治は人数が少ないので、個人個人のつながりが強い。その明治の良さを身に染みて感じた」(山本)。結果こそは本来の力を出せずにレフェリーストップで2R・TKO負けとなり「サポートがあったのに勝てなかったのは悔しい」(山本)と試合後に悔しさをにじませた。しかし「主将の責任を果たして立派だった」と星野隆監督もたたえたように、後輩たちにチームのために戦う姿を見せ、主将としての役割を最後まで果たした。

 後輩が応えた。唯一の白星を挙げた小山内は減量で苦しむチームメートを見て「仲間に気持ちを見せることが自分の役割だった」と気迫のボクシングを見せた。1R・1分24秒に左ストレートを連続で当てるとスタンディング・ダウンを奪った。2R目は盛り返されるも「ラッシュかけるとこはかけてヤマ場をつくった」と3Rは3点差をつけて判定勝ちを収めた。今季は5戦4勝1敗だった小山内はポイントゲッターとして来季も活躍が期待される。そんな小山内も「どんな苦しい状況でも戦って後輩に見せてくれた。あのような先輩を目指したい」と確かに先輩の意思を受け継いだ。

 今後に控える大会は全日本選手権と国体の個人戦だ。リーグ戦前に三浦大明(文4=北海)は全日本の出場権を獲得している。他の選手もこれから予選を控える。個人戦の経験が明大の成長につながる。個人戦を経て成長し、来季は後楽園の舞台で活躍する姿に期待だ。

[西田理人]

試合後のコメント
星野監督

「今日の試合は実力の差の一言。やはり向こうは1部から落ちてきているが、何十年も1部のチーム。去年よりも明治の戦力は下がってた。平成国際大に0―7で負けたけど、何とか部員の2部にとどまらないといけないという気持ちで乗り切った。1―6で負けたが、今日の一戦はものすごい価値のある一戦となった。チームワークが、個々がそれぞれ励まし合った。山本もよくやった。山本が自分から階級を下げて、減量した。後輩が苦労して、先輩が苦しい思いしないというのが普通かもしれない。負けはしたが、主将の責任を果たして立派だった。この負けは来季に生かす」

山本
「減量が苦しかったけど、試合前に後輩や試合出ないメンバーが10時半まで手伝ってくれた。監督もコーチも。夜中も宗光先輩が付き合ってくれた。そういったサポートがあったのに勝てなかったのは悔しい。主将としてリーグ戦で1勝しかできなく、後輩に助けられた部分も大きかった。明治は人数が少ないので、個人個人のつながりが強い。その明治の良さを身に染みて感じた。後輩たちは強いし、信じているので、これを生かして頑張ってほしい」

藤原
「今日の試合は1階級下げて出て、足が動かなく、パンチ力が落ちて思うように試合を運べなかった。ポイントを取られてしまって悔しかった。4年生最後のリーグ戦で、全然勝てなくてふがいない先輩だったなと。今日はいいところを見せたかったが、見せられなかった。今年は同じ階級の4年生が一人減り、頑張らないといけなかったが結果にはつながらなかった。ボクシングやっている人間としては、後楽園でできたのはうれしい。入った時からやりたかった。1年生の時から出てはいたが、実力がなくボコボコにされていたので、リベンジをしたかったが悔しい。負けて悔しいのはあるけど、チームメートに恵まれて楽しくできた」

小山内
「2部の1位だったので、気持ちで負けたら他で負けてしまうと思った。減量がつらくなかった自分だけでも勝とうと。減量していた仲間に気持ちを見せることが自分の役割だった。1R目で2発連続の左ストレートでダウンを取れたのが気持ちに余裕ができた。2Rは自分でも取られたとわかっていた。だから3R目はポイントを取らないとと思い、時計見ながらラッシュかけるとこはかけてヤマ場をつくった。先輩の姿を見ていて、どんな苦しい状況でも戦って後輩に見せてくれた。あのような先輩を目指したい」

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