善戦するも悪い流れを断ち切れず日体大に敗戦/関東大学2部リーグ戦

ボクシング 2014.05.25
 連勝はならなかった。リーグ戦第2節の日体大戦に臨んだが、初戦から二つ続けて落とすと終始流れをつかめず。3番手の小山内幹(文3=青森北)と5番手の米澤直人(文1=奈良朱雀)が白星を挙げて逆転ムードをつくったが、後続が判定負けを喫し、日体大に2―5で敗れた。

 明大のボクシングを貫けなかった。「みんな後手後手に回ってしまった。相手が来たから手を出していた」(星野隆監督)と多くの階級で日体大に試合のペースを握られた。チームの敗戦が決まった6試合目のライトウェルター級でも三浦大明(文4=北海)が序盤から後手に回ってしまった。1R、2Rともに前に出てくる相手に対し足を止めるパンチを放てずにポイントを奪われた。3Rに左のジャブでリズムをつかみ左フックや右ストレートを有効打だとして巻き返すも判定負け。前節の早大戦では「とにかく手数で負けないというのを意識」し、積極的な姿勢で見事明大に勝利をもたらした三浦も今節は勝ち星を挙げることはできなかった。山本佑哉主将(文4=日大山形)はこの試合を振り返り「もっとやれた」と悔しい表情をにじませた。

 チームは負けたが明るい材料も見られた。ルーキーの米澤が開幕から連続で勝利を収めた。1―3と負ければ敗戦が決まる重圧のかかる場面で「とにかく自分の勝ち負けに集中した」(米澤)と、攻めでは正確にパンチを有効打としてポイントを重ね、逃げるとこでは無駄に打ち合わず相手に有効打を打たせない、いつものボクシングスタイルで判定勝ち。後続に見事つないだ。星野監督も「試合運びがうまい。あれが明治のボクシング」と絶賛。3節目も勝ち、ポイントゲッターとして存在を確立できるかに注目だ。

 次節は平成国際大戦だ。昨季は4―3と接戦で白星を収めた相手。リーグ優勝には全勝が条件だが、今季のリーグ戦はどのチームも同程度の実力で1敗であれば優勝に可能性を残す。白星を挙げて優勝へ望みをつなげたい。
 

[西田理人]

試合後のコメント
星野監督

「今日の敗因は、この前の試合に勝ってしまって緩みがあったかどうか分からないけど、前に全然いかなかった。みんな後手後手に回ってしまった。相手が来たから手を出す。あれじゃ勝てない。1番大事な東島(健・政経3=千葉経大附)の試合が目を切って、あんな形で負けちゃって山本(佑哉・文4=日大山形)まで尾を引いてしまった。初っぱなが一番大切なんだけどもね。今季のリーグ戦はどこもそんなに強いというチームはない。どこも同じくらい。これでリーグ戦が終わったわけではないし、そこまで差があった訳じゃない。うちの選手がもう一歩頑張っていれば勝てる試合だった。今日の試合を次もやるともっと痛い目にあう。とにかく前に出て、手数を多く。負けながら強くなる。一つの課題ができたし負けられて良かった。この試合内容で勝っても仕方がなかった」


山本
「まず4年生が誰も勝てなかったことが悔しいし、今日の試合に勝てなかった敗因。情けない。後手に回って自分から仕掛けていくことができなく、手数も少なかった。もっとやれた。チームの雰囲気自体はリーグ戦を通じて良くなっているので、もう気持ちは次の試合に向いているので、4年生が引っ張って勝ちにいきたい」

小山内
「僕が負けていたら完全に相手のリズムになっていたので勝たなければならなかった。それでもいつも通りに楽しくやろうと心掛けた。相手にパンチをもらうことも多かったが、気合で勝てた。ストレートが当たらなかったので、前の手でボディー」を狙っていった。それでポイントを稼げた。次は明治として勝ちたい」

米澤
「1―3で回ってきて、自分が負ければ明治も負けとう場面だったけど、とにかく自分の勝ち負けに集中した。相手のビデオも見て研究していたので、落ち着いていけた。それでもさすがに1―3で回ってくると思っていなかったので緊張はした。相手の背が低くてガードもしっかり固めてきていたので、距離感だけを間違えずにいつも通りやった。チームとして切り替えて、とにかく勝ちにこだわってやりたい」


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