鳴海、殊勲の活躍でチームに貢献! 早大に勝利収める/関東大学2部リーグ戦

ボクシング 2013.05.26
 2部優勝、1部昇格へ向けまた一歩前進した。昨年2部で3位の早大を5-2で下し好調をキープ。監督、コーチ共に鳴海日高(商3=青森南)の活躍をたたえた。

 鳴海の判定勝ちがコールされると、会場は大いに沸いた。相手はインターハイ3位の実力者。スポーツ推薦ではなく一般入部である鳴海の「日頃の練習の成果が証明された」(星野隆監督)瞬間だった。試合前にビデオで相手を研究。「積極的に攻めてこない」(鳴海)と分かり、先手を打ち手数を増やして試合を優位に運んだ。結果、ポイント8-4で勝利し「自信になった」(鳴海)。試合後には「練習の姿勢や積み重ねでは負けない。それが勝利につながった」(鳴海)と力強く語った。

 及川一茉主将(政経4=水沢工)が意地を見せた。初戦の日体大戦でチーム唯一の敗戦を喫し「悔しかった。絶対勝つ」と意気込んでいた。すると、開始1分25秒でダウンを奪った。しかし「ダウンを取ってから力が入ってしまった」(及川)とパンチが大振りになり、本来の内側から細かく攻める形がつくれない。それでも終始攻め立て、19-6の大差で勝利した。

 慢心はなかった。山本佑哉(文3=日大山形)、小山内幹(文2=青森北)共に危なげなく勝ち星を挙げ、後ろへつないだ。5人目の永田楓(政経3=上市)は自身が勝てばチームの勝利という場面に「気持ちが先走ってしまい、冷静になれなかった」と話すも、判定勝ちで試合を決めた。
 
 惜しくも敗戦となった宗光徹(商4=東福岡)の相手はジュニアバンタム級3位、玉山勝也(商1=盛岡南)も高校全日本チャンピオンの相手に対し最後まで立ち向かった。3部から昇格してきたばかりのチームとは思えない快調ぶりを見せている。及川主将は「油断しないように」とチームに言い聞かせ2部優勝、その先を目指す。

[三用知英]

試合後のコメント
星野監督
「1部から落ちてきた日体大には6-1、早稲田には5-2で勝って自信になった。鳴海は日頃の練習の成果が証明された。とてもよかった。負けてしまった宗光も玉山もよくやっていた。とくに玉山は高校全日本チャンピオンを相手に良い試合だった。次も勝って中大に勝てば優勝が狙える。しっかり次も勝てるようにしていきたい」

及川主将
「この前はチーム唯一の負けで悔しかった。絶対勝つという気持ちで臨んだ。勝つことはできたが、ダウンを取ってから力が入ってしまった。これからはリラックスして、いつも通りの内から細かく手数を出すボクシングをしたい。それでもチームの勝利が一番うれしい。本気で2部優勝、1部昇格を目指している。1部昇格という大きな目標を掲げて、小さな目の前の目標を越えていくようにしている。主将になって個人のことよりもチーム全体を考えるようになった。2勝して2部で戦える自信にはなったので、加えて油断しないようにチームには言っている」

鳴海
「相手はインターハイ3位。スポーツ推薦じゃないけど勝つことができて自信になった。それとずっと早稲田に勝つのが目標だったので気合も入った。うれしい。ビデオで相手を研究して積極的に攻めてこないと分かったので、自分からいこうとした。手数を出せてよかった。いつもの練習の姿勢や積み重ねでは負けない。それが勝利につながった。4年になって個人よりチームを考えることが、優勝には必要だと思った。今は全員が同じ2部優勝、1部昇格へ向いているので、(チームは)とてもいい状態です」

永田
「気持ちが先走ってしまい、冷静になれなかった。結果は勝てたが内容がまだまだ。チームに勝利が前提なのでよかった。2部は強い相手が多いので、次も勝てるようにがんばります」

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