被災地への思いを胸に/第8回調布市民交流テニス教室

硬式庭球
 毎年恒例となった硬式庭球部によるテニス教室。しかし今年は例年とは異なった部分もあった。

 3月11日に日本を襲った東日本大震災。「自分の知人の中には津波によって家を流される者もいた」(泉田・理工3)と語るように現在でも連日、被災地の悲惨なニュースが報道されている。この状況で何かできることはないか――部が出した答えは「募金」であった。「小さな(規模の)募金ではあるが少しでも被災地が元気になれれば」(上原監督)と語るようにその思いは被災地に届くはずだ。

 被災地への黙とうが終わると、テニス教室は終始「アットホームな雰囲気」(上原監督)で進められた。コートは参加者の技術に合わせて三つに分かれたがどこもストローク、ボレー、スマッシュ、サーブなど基本的なことから選手は手取り足取り丁寧に指導した。
 中盤になると、部員同士の軽い試合も行われた。特に注目を集めたのが先月の関東トーナメンとでも戦った濱中主将(営4)と奥田(国際1)の対決。関東トーナメンでは濱中主将が勝利したが、今回は奥田が強烈なサーブでサービスエースを取るなど奮戦しリベンジに成功。この結果に濱中主将も苦笑いしコートは笑顔に包まれた。
 終盤に差し掛かると本日のおさらい。参加者は選手による指導もあり、一定の成長があったようだ。最後に集合写真を撮影し今回もテニス教室は盛況に終わった。

 まだまだ復興したとは言いがたい被災地。(募金は)チャンスがあればこれらかもやっていきたい」(上原監督)、「被災していない人々はやることをしっかりやらなくてはいけない」(濱中主将)と募金やプレーで被災地に明るいニュースを届けるつもりだ。被災地が復興するその日まで。

コメント
上原監督
「毎年主将の色が出るが今年はアットホームな雰囲気。今回のテニス教室は震災の関係で考え深いものとなった。小さな(規模の)募金ではあるが少しでも被災地が元気になれれば。そして他の体育会も行っているがもっと盛り上げられたらと思う。部としてはコートが使えない学校でも来てくれたらできるだけ協力してあげられる。(募金は)チャンスがあればこれらかもやっていきたい」。

濱中主将
「今回のテニス教室は和気あいあいとやろうと思った。被災していない人々はやるべきことをしっかりやらなければならない。やらなければ被災した人々にも申し訳ないことになる」。

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