攻守に駿河台大を圧倒!!初戦を白星でスタート/春季関東学生1部リーグ戦

ホッケー
1999.01.01
 東日本大震災の影響により、1カ月の遅れで開幕を迎えた春季リーグ戦。例年とは異なるトーナメント方式で行われる。本学は初戦を駿河台大と対戦。結果は序盤から攻守に駿河台大を圧倒して4-0と完勝し、危なげなく2回戦へと駒を進めた。

 下級生時代からチームを引っ張ってきた4年生がついにラストイヤーを迎え、新入生にも力のある選手がそろい、「今年は勝負できる」(小池コーチ)という近年で最も戦力の充実する今季のチームが最初の公式戦を戦った。試合開始直後、DF陣のパスミスから駿河台大に攻め込まれるが、GKの荒川(政経4)を中心に落ち着いて守りきる。すると前半7分、濱中(法4)のスルーパスに松尾(政経2)が反応し先制ゴール。その後は攻め込みながらも追加点を決められない時間が続くが前半26分、PC(ペナルティコーナー)からまたも松尾が決め2-0で前半を折り返した。

 後半は開始直後に若槻(商3)のゴールで駿河台大を引き離す。その後攻め込まれる場面もあったが、宮田監督も「絶対にはずせない」と信頼を寄せる松山(理工4)や濱中の安定感のあるDF陣が守りきる。すると後半13分、若槻からパスを受けたルーキーの山田(一・営1)が難しい角度からのシュートを決めダメ押し点を奪った。「スティックワークがうまくて個人技が得意」(小池コーチ)というルーキーが見事期待に応えた。

 この試合ではベンチにいる選手もすべて試合で起用し、常に安定したホッケーを見せた本学。選手層も昨年までとは比にならない厚さだ。試合後、「カウンターで決めた点ばかりだったので、藤田(営4)と小桜(営3)の2列目を軸にしてもっと点を取りたかった」とまだまだ課題を口にした宮田監督。それだけ今季のチームへの自信が伺える。次なる相手は昨年の春季リーグ戦準優勝の慶大。今季のホッケー部なら勝てない相手ではない。悲願の優勝へ向け、次戦も選手たちの熱いホッケーに期待だ。

~next game~
5月14日の15時から、早大東伏見グラウンドで慶大と対戦します。