ルーキー4人が大学での第一歩/東日本学生新人選手権

相撲
 小雨の中で行われた、東日本学生新人戦。明大からは4人の1年生が出場した。「4人とも違う個性があって楽しみ」と小川総監督。結果は福田の3回戦進出が最高だったが、この大会で重要なのは自分の力を知り、大学でどう戦っていくかを学ぶこと。勝負はこれからだ。

 4人の中で唯一白星(2勝)を挙げた福田は「足腰がいい。体重が20㎏くらい増えれば十分戦えるようになる」(小川総監督)という選手。この白星を自信に、大学での飛躍に期待したい。小山は中村(日体大)、濁川は長谷川(東農大)と高校時代にタイトルを獲得した選手と対戦。ともに初戦で敗れたが、ここから4年間戦っていく相手を押し込む場面も見られた。日大や日体大に勝てる選手が出てくれば、明大は団体戦でも面白い存在となり得るだけに、今大会の経験を今後に生かしたいところだ。

高校時代の実績という点からすれば他大の選手には劣るが、大学での競技生活はまだ始まったばかり。小川総監督は「ここからが新たなスタート。自分の力を受け止めて、2年後、3年後に上位で戦える選手になるために、目標を持って努力してほしい」と期待を寄せる。小山は上背が無くともしぶとい相撲が持ち味、濁川はスピード、西浦は押し相撲、福田は足腰の良さとそれぞれ個性を持つ4人の1年生。大学でどれだけ力を伸ばし、上位で戦える選手となれるか楽しみだ。

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