本来の力を出し切れず…まさかのB4位/関東大学秋季Bブロック対抗戦

ゴルフ
1999.01.01
 残暑の日射しが残るなか、今期最後の団体戦・秋季リーグ戦が茨城ロイヤルカントリー倶楽部で行われた。マッチアップ形式の春季リーグ戦と異なり、秋季は6人中上位5人のスコアの総計で競うストローク形式。プロ転向したエース薗田(政経3)だけでなく、主力選手だった服部前主将(営4)をも欠いた本学には、予想以上に厳しい戦いとなった。

 初日は慣れない雨に苦しみ、スコアをあげられず、首位と6打差の4位。昇格を目標とする本学にとっては厳しいスタートとなる。2日目も調子をあげられず、4位を維持。6打差の逆転を狙った最終日もその差を埋められず。「1人打つのは分かってたけど、2人打ってしまった」(清主将・理工3)と、2人が80オーバー。14打差をつけられての4位と、他大との力の差を見せつけられる結果となってしまった。

 4位という結果ながらも、「最後まで諦めずにできた」(清主将)、「みんな頑張った」(榎本監督)と、試合後は手応えを感じたようだった。また、伊山(営1)や長谷部(法1)など1年生が主力としての活躍するなど、今後への明るい材料もあった。「他大のレベルも上がってきてる」(榎本監督)と今まで明大のゴルフをしているだけでは、A昇格できない状況ではある。しかし、個人個人の力を見ればBブロック随一のものがあるだけに、「団体練習が少ない」(榎本監督)という課題のチーム力を改善できれば、Bブロック優勝はそこまで困難な目標ではないはずだ。「マッチプレーの方がチャンスがある。春は昇格、秋は残留を目指す」(清主将)の言葉通り、来春はAブロックの尻尾を捕まえてほしい。