明治惨敗にチームのムード重く/全日本学生選手権

スキー
 凍えるような寒さの中、迎えた大会3日目。時折起こる強い吹雪は明大の行方を暗示していたのだろうか。

 レース終了後、チームを包む重々しい雰囲気が今日の結果を物語っていた。成績は三浦(営1)の19位がやっと。一昨年、スプリント3位入賞で、活躍の期待がかかっていた下司(政経4)は39位に終わった。年明けにインフルエンザにかかり調整がうまくいかなかったことが悔やまれる。しかし勝負の世界で言い訳は許されない。今まで明大アルペン陣を引っ張っていた下司だけに「4年間やってきて一番悪かった」(下司)と悔やんでも悔やみ切れない結果となった。

 だが、失敗は成功より得るものが多いものだ。幸いにも、次のレースは30㎞フリー。今年の学生チャンピンで優勝した三浦をはじめ、明大には本来、長距離が専門の選手が多い。今日の悔しさを胸に明大の意地を見せてくれ。

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