無念!1部昇格の夢かなわず/関東大学秋季リーグ入替戦

バドミントン
 男女共に全勝で入替戦へと進んだ明治だったが、1部校との力量差を前に敗退。1部昇格の目標は来春へ持ち越しとなった。

 「悔しい……」。試合終了後、主将・中嶋(法4)はやっとの思いで口を開いた。4年生の中嶋たちにとっては、今回が最後のリーグ戦となる。それだけに「勝たないと意味がなかった」(中嶋)。しかし、結果は青学大の前にあえなく敗北。自身の最後を花道で飾ることはできなかった。

 4年間を通して掲げてきた「1部昇格」とういう目標は達成できなかった。しかし、10月16日から始まる全日本学生バドミントン選手権大会では、奇しくも入替戦で敗れた青学大との団体戦がある。「しっかり準備をしてリベンジしたい」(中嶋)。リーグ戦での悔しさを胸に、4年間の集大成を全力でぶつける。


~秋季リーグ戦、ハイライト~

 男子は、初戦の淑徳大との試合で第1シングルス、第2シングルスをいきなり落としどうなるかと思われたが、その後は、安定したダブルス2つと第3シングルス・橋本(政経1)の頑張りで乗り切った。その後、東海大、神大と拮抗(きっこう)する試合が多く、選手それぞれに課題はあったが、明治が総合力で上回った。特に神大との試合では第3シングルスの橋本がギリギリまで追い込まれたが、1年生とは思えない冷静な試合運びで相手の強打を封じ込め、重圧を跳ね返し勝負をものにした。
 女子は、初戦の日女体大、2日目の帝京大戦を圧勝し順調な滑り出しだった。しかし3日目の東京経済大戦では、第1シングルス、第2シングルスを落とす苦しい展開も、第1ダブルス、第2ダブルス、そして第3シングルスの森(商1)が踏ん張りなんとか勝利を収めた。最終戦では、地力で勝る明治が東京女子大に勝利し、入替戦への切符を手に入れた。


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