蝦名・中村・西野・窪倉、伊勢湾カップへ!/ヒメノカップ

ボードセーリング
◆5・3 Himeno cup 2009 the12th(神奈川県逗子市逗子海岸)

▼メンズクラス
13位――蝦名(理工3)
16位――中村(政経3)
24位――西野(政経3)
30位――高橋(農2)

▼レディースクラス
9位――窪倉(法2)
12位――小林(法2)


 上位入賞者には伊勢湾カップという日本最大級の大会出場権が与えられるヒメノカップ。午前2レース、午後2レースの計4レースを消化し、明大から出場した6名のうち、蝦名・中村・西野・窪倉の4人が見事その出場権を獲得した。

 5月3日、ゴールデンウィーク真っただ中の逗子海岸はバーベキューなどを楽しむ人々でいっぱいだった。その砂浜から遠く離れた沖の方には、北京五輪女子代表の小菅選手(新潟県セーリング連盟)など社会人も参加するハイレベルな大会で必死に走る明治の選手たちの姿があった。

 この日はプレーニングレースになると予想されたが、午前中は微中風で比較的穏やかなレースだった。中村の得意な風域であり、1レース目に11位と学生で一番にゴールラインを切った。しかし午後になると風が吹き始め、迫力の増したレースとなった。強風の方が得意な蝦名は、午後の2レースで6位、11位と午前の18位、21位から大幅に順位を上げ一気に巻き返した。また、2年生以上のエキスパートクラスを初めて体感した2年生たち。今まで1年生のみのビギナークラスの大会では何度も優勝している窪倉も、伊勢湾カップ出場権は獲得したが、「ミスばっかり…」と涙を見せた、エキスパートクラスの洗礼を受ける結果となった。

 得意風域、苦手風域、今後の課題。全員それぞれ違うが、「風に左右されてしまう」(蝦名)のは全員同じく感じている。8月の伊勢湾カップまでにどれだけ得意風域を広げられるのか注目だ。

[栗橋あゆみ]

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