男女共に苦戦し、シングルベスト16届かず/関東学生選手権

バドミントン
1999.01.01
 関東学生選手権も後半となった4日目。この日は4回戦まで勝ち進んだ福森、秋山、鈴木、石川、南出がベスト8を懸け奮闘した。しかし格上の選手に自分のプレーをさせてもらえず敗退。男女共に今大会シングルスは最高ベスト32という結果に終わった。

 今まで順調に勝ち進んできた選手たち。しかし4回戦となると1部校の選手がほとんどで、相手の実力もぐっと上がってくる。2部優勝の意地を見せつけたいところだったが、力の差は大きく、どの選手も思うような試合運びができない。結局全員1セットも奪うことができずにストレート負けを喫した。1部と2部との壁はそう簡単に乗り越えられるものではなかった。

 試合後厳しい面持ちの選手たちだったが、その目には闘志が見て取れた。「東日本インカレは最低でもベスト36に入る」(福森)、「オフ期間は基礎からプレーを見直したい。1部校に勝つには心技体とも強くすることが必要」(石川)と、どの選手も既に気持ちは8月の東日本インカレに向けられている。1部校選手との力の差を直に感じたからこそ、各選手やるべきことがはっきり見えたに違いない。今大会の悔しさを胸に、調整が始まる。

 関東学生選手権も終盤に入り、本学はダブルスの鈴木・南出ペアが残すのみとなった。シングルプレーヤー同士の即席ペアがどこまで勝ちのぼれるか、注目される。25日、負けた選手の分まで明治の強さを見せつけるような熱い戦いを期待したい。