箱根へ向けて順調に練習/通常練習

競走
 全日本駅伝から1週間。すっかり気温が下がり寒気が立ち込める中、選手たちは早くも練習に励んでいた。

 今日の練習内容は25㎞走。箱根駅伝に向けて、各選手がグラウンドから出てロードを走りに行く。東京という土地の性質上、集団でのロード練習ができないため、選手たちは個人単位で思い思いの場所に走りに行く。今後、箱根駅伝までに目立った大会は上尾ハーフマラソンと記録会が一つのみと、実戦の場がなかなか確保できない。そのため「トラックメインの練習は6月まで。9月からはロードメインの練習に切り替えている」(西駅伝監督)と箱根に向けて着々と準備を進めていた。

 その一方で、チームの課題となっていたケガ人の回復も順調に進んでいる様子がうかがえた。駅伝主将の東野(商4)は「まだ様子見だけど、腫れも引いてきて順調」と回復ぶりをアピール。全日本大学駅伝を欠場した安田(情コミ3)も別メニューではあったが、トラックを元気に走っている姿が頼もしく感じた。

 今日はあいにくの曇天で、時折雨も交じっていた。しかし、箱根に向けて少しずつ本来の姿を取り戻しつつあるチームに、雲間に光が差し込んだように思えた。

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