接戦の末、惜敗/関東大学2部リーグ戦

バスケットボール(男子)
 ホームコートで行われた国士大戦。本学は劇的な競り合いの末、ワンゴール差で敗北を喫した。

 第1クォーターで先制点を取られるも、キレのあるディフェンスで相手のオフェンスファールを誘う本学。伊与田主将(政経4)と金丸(英・商3)とのコンビネーションも見られ、勝利を予感させた。

 しかし、「前半で気が緩んだ」(金丸(晃)・政経2)。第2クォーターではファールを重ねて点差が徐々に縮まっていった。ラスト2秒、田村(政経1)のディフェンスファールで国士大にフリースローを与えてしまう。相手はこれを2本とも決め、雰囲気が悪いまま前半は終了した。

 第3クォーターでは相手のゾーンディフェンスに対応して中と外のパッシングで点を稼いだ本学。またたく間に10点差に広げた。

 このまま勝ちにいくと思われたが、6分半に逆転されてしまう。その後一進一退が続き、3分には既に4ファールをかかえていた川崎(政経3)が鋭いドライブで果敢に攻め、バスケットカウントを得て会場を沸かせた。試合はもうどちらに転ぶか分からなくなった。1分を切って伊与田主将が気迫の3Pシュート。追い込まれた両チームは必死にボールを奪い合う。97対97で残り3秒、国士大のスローイン。決死のディフェンスで止めようとする本学。しかしブザーの音と同時に国士大が勝点を決めた。

 「駄目なところの修正ができずにいた。相手の流れを止め切れなかった。今日の反省を絶対に忘れない」(川崎)と言うように、本当に悔しい試合だった。筑波大にも接戦で勝利した国士大。土壇場でひっくり返されないように、油断大敵だ。明日は「気合でぶちのめす」(金丸・晃)ことを願う。

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