夏の成長がカギ/通常練習

体操
1999.01.01
夏の成長がカギ/通常練習
 本学体操部・新体操部門の中心として活躍する山本千尋(政経2)。彼女は所属するクラブチーム・イオンで日々の練習を行っている。7月31日に行われた練習でも、時折コーチからのアドバイスを受けながら、ロープやフープなどの種目を精力的にこなした。「(以前の演技よりも)技の数が増えた」(山本)。そのためか、何度も同じポイントの練習を繰り返し完成度を高めている様子がよく見受けられた。

 練習後、31日の練習の出来について「あまり満足していない」と語った山本。新体操はその華麗な演技とは裏腹に、練習内容は大変厳しくかなりの体力を消耗する。連日真夏日が続いているが、この暑さのため「体を動かす体力が持たなかった」(山本)。体力づくりもこの夏の課題の一つだ。

 およそ1ヵ月後には全日本学生選手権が控えている。「(夏を通して)演技を完成させて、精神面を強くしていきたい」と今後の目標を口にした山本。昨年度の同大会で、13位と惜しくも入賞に届かなかった山本が上位進出を狙うためには、これからの夏の練習がカギとなる。