4年ぶり2回戦突破! 法大との死闘制す/全日本大学選手権

バレーボール 2023.11.29

 1回戦を快勝し、迎えた2回戦は来年度から関東1部昇格が決定している法大との対戦。幸先よく第1セットを獲得するも、その後は日本代表・高橋慶帆率いる法大の打点の高いスパイクに対応することができず2セットを連続で落としてしまう。それでも試合は徐々に明大のペースとなり、第4セット、最終セットを連取し逆転勝利を収めた。

 

◆11・28~12・3 全日本大学選手権(大田区総合体育館他)

▼11・29 法大戦(エスフォルタアリーナ八王子)

○明大3{25―22、21―25、23―25、25―20、15―12}2法大

 

<スターティングメンバー>(ローテンション順)

OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB黒澤孝太(政経2=明大中野)、OP坂本雄大(政経3=市立尼崎)、OH岡本知也(政経3=五所川原工)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、S近藤蘭丸(文2=東福岡)、Li武田大周主将(政経4=松本国際)

 

第3、4、5セット

佐々木⇄前嶋悠仁(法2=日本航空)

 

 第1セットは中盤まで互いに点を取り合う展開が続く。18―18となったが、ここで坂本のサーブが光り3連続ポイントを獲得。先に20点台に乗ると相手のミスも絡み、そのまま第1セットを先取した。勢いに乗りたい第2セットだったが、序盤から6-9とリードされる。黒澤のブロックや金田のクイックなどで負けじと食らいついていくが、なかなか点差が縮まらない。終盤勝負に持ち込ませたかったが「緊張もあって思うようなプレーができなかった」(岡本)と勝負所でのミスが目立ち、セットカウント1-1とされてしまう。切り替え挑みたい第3セット。岡本のバックアタックや3枚ブロックなどが決まり序盤から10―5と大きくリードした明大だったが、法大の高い壁に阻まれじわじわと点差を詰められてしまう。21―21と終盤に追いつかれ、その後も踏ん張ることができなかった。

 

 1セットでも落としたら試合終了という絶体絶命の状況で迎えた第4セット。それでも「自分たち3年生3人が絶対に4年生を引退させないという気持ちでやってきた」(金田)と金田を中心にブロックを組み立て、法大の高いスパイクに触れる場面が増える。さらに「抜けたボール、ワンタッチしたボールはしっかり後ろが拾うという役割分担を試合中に話して実践することができた」(武田)と徐々に本来の調子を取り戻し、好守備を連発。先に20点台に突入した明大はピンチサーバーとして投入された山田美雄(政経2=東福岡)のサービスエースでマッチポイントを握ると、勢いそのまま第4セットをもぎ取った。

 

 運命の最終セット。「やれるだけのことはやってきた。気持ちで負けないように。自信を持ってやろうと話した」(武田)。序盤から坂本と岡本のサービスエースが飛び出し8-5と試合の主導権を握る。その後も法大のスパイクを何度も拾い長いラリーを制していく。「悔しい思いはもう絶対にしたくないと思った」(坂本)と果敢に攻め続けた明大は15―12とフルセットの死闘を制し、3回戦に駒を進めた。

 

 おととし、昨年度と2回戦で敗退し涙をのんできた明大だったが「1部として、4年生としての意地を見せられた」(武田)と重圧をはねのけ、見事勝利を果たした。次戦の相手は東亜大。「自分たちは優勝を目標にしている。その通過点だと思ってしっかり勝てるように頑張りたい」(坂本)。まだ見ぬ舞台に足を踏み入れた明大だが、目指す場所はただ一つ。チーム一丸となって頂の景色を見に行く。

 

[七海千紗]

 

試合後のコメント

武田

――終盤に調子が上がってきた印象を受けました。

 「ここまで追い詰められてもう後がない状況だったので『引いたところでやられるに決まってる、強気でいこう』と話していました」

 

岡本

――次戦の意気込みをお願いします。

 「法大と同じく高さのあるチームで3年生が多いチームなので勢いで負けたくないです。これまで練習してきたブロック、切り返しからのコンビを上手くやればしっかり勝ち切れる相手だと思うので、まずは雰囲気づくりから気負わずにやれたらと思います」

 

金田

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。

 「個人的にはクイックの決定率が良く、要所要所で決められたのが良かったです。しかしブロックポイントやワンタッチを仕掛ける本数が少なかったので、そこは次戦に向けて修正していきたいと思います」

 

坂本

――サーブを振り返っていかがですか。

 「いい方だったと思うのですが、まだAパスを結構返されていたのでもう少し崩せるようなコースに決めないといけないなと思いました」


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