ファイナルリーグ白星スタート 優勝へあと一歩/関東大学リーグ戦

アイスホッケー 2023.11.24

 ファイナルリーグ初戦となったこの試合はセカンドリーグで苦戦した中大。3Pともに2得点ずつと効率よく得点を挙げた。しかし第3Pに3点を失い、一時は1点差に迫られる苦しい展開になるもそのまま逃げ切り勝利を収めた。


9・2~11・26 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

対中大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

明大6{2―0、2―1、2―3}4中大

 

 第1Pから明大のペースで進んでいった。「とりあえずパスをつなげてゴールに向かうことを意識した」(FW井口藍仁・商2=埼玉栄)と巧みにパスを回し、決定機を探る展開に。そして8分にDF福田琉太(営2=白樺学園)、FW佐々木宥弥(政経3=武修館)のパスを中盤で受けたDF竹谷莉央人(営4=白樺学園)がパスでなくシュートを選択。放たれ浮いたパックはそのままゴールに突き刺さった。パワープレー中の14分には福田がシュートを決め、幸先よく2点を先制した。

 

 第2P序盤、中大選手にディフェンス陣は逆を突かれ緩いシュートを打たれた。これにGKの反応が遅れ、パックはゆっくりとゴールへ。このプレーに審判団がビデオ検証を行った結果、得点を認めず明大は難を逃れた。しかしその3分後にパワープレー空けのスキを狙われ失点。それでも流れを引き渡さず、7分にはパスに反応したDF大竹広記(営3=白樺学園)がゴール正面へ飛び出し、力強く素早いシュートを放ち再び点差を広げた。その直後にも少し離れた中盤でパスを受けた井口が中大ディフェンスをすり抜けるロングシュートを放つスーパープレーも飛び出し4点目を追加した。

 

 前回の対戦でも失点を重ねた第3P。開始2分には自軍のゴール前で体勢を整えようとパスを回していたところ、ノーマークだった相手選手にパックを奪われあっさりと失点を許す。その後もキルプレー中に唯一ディフェンダーのいなかった右前へパスを通され失点、と1点差に迫られた。それでも明大は積極的に攻め続け、10分にFW亀本純門(文3=白樺学園)がゴール裏、右前から回ってきたパックを叩き込み得点。タイムアウト後の終盤18分、中大はGKをベンチに下げ全員攻撃の作戦に出た。しかしFW三浦稜介(政経4=駒大苫小牧)がパスをカットし、誰もいないゴールへシュートを放ちダメ押しの追加点を挙げた。

 

 「しっかり勝ち切らないと先週勝った意味が無くなってしまう。みんな緊張していたと思う」(丸山詳真・商4=北海道清水)と試合前を振り返るも、いざ始まるとチームは明るいプレーで〝明治のホッケー〟を体現。そしてこの試合に勝利したことにより次戦・法大戦での優勝の可能性が見えてきた。春季リーグは準優勝と悔しい結果だったからこそ「前回も法大には勝っているが僅差の試合ではあった。次は序盤から突き放し、絶対に勝ちたい。本当にいつも以上に気持ちを入れてやりたいと思う」(竹谷)。悲願の優勝を目指し最後まで戦い抜く。

 

[阿部倖明]

 

試合後のコメント

丸山

――東洋大戦を勝利で終えていかがでしたか。

「先週の東洋戦では60分間良いプレーで勝つことができ、この1週間は気持ち的にはすごく楽になりました。それもあってか練習にもしっかり集中して、この試合のために準備できていたのが第1Pで出たと思います」

 

――この勝利で優勝がかなり近づきました。

「次戦、もし勝てば優勝が決まるという大事な試合なのでやる気や気合いを持ちつつも、この試合のようにリラックスして楽しみ、第1Pから足を動かして明大のホッケーができれば問題ないと思います」

 

井口

――ファイナルリーグ初戦となりましたがどのような気持ちで試合に臨まれましたか。

 「まずは勝つことです。こういう無駄なところで落としたりすると最後の東洋大戦で厳しい戦いになると思うので、その前に楽できるようにしっかり勝ち切ることを意識してやりました」

 

――この試合で収穫や改善点はありますか。

 「改善点として、やはり第3Pに無駄な失点をしてしまいました。そういう失点をもっと少なくしていきたいと思います」

 

竹谷

――試合を振り返っていかがですか。

「最初は点差もあり、良い試合でした。ただ第3Pでの軽率なプレーで危うく負けそうになったので、それは課題だと思います」

 

――個人的に良かったところはありますか。

「最初にチームに良い流れを持ってこられた先制点です。ほかにもFWへパスの供給ができたと思っています」


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