大会3日目 男女共に白星を飾る/関東大学秋季リーグ戦

バドミントン 2023.09.19

 リーグ戦も折り返しとなった3日目。男子は早大と対戦し白星を挙げ、ここまで負けなしの3連勝となった。女子は格上である筑波大相手に、東日本学生選手権(以下、東インカレ)に続いて勝利を飾った。


◆9・16~18、9・23~24 関東大学秋季リーグ戦(日体大米本記念体育館)

▼男子

 武田0-2○池端

 宮下怜○2-0清水

 菊川・吉岡組○2-0池端・町田組

 宮下怜・柳川組○2-0豊田・大西組

 本田光0-2○今越

 

▼女子

 高橋○2-1染谷

 杉山0-2○矢島

 松本・宮下彩組0-2○青木・広瀬組

 中村・本田胡組○2-1神山・須崎組

 田代○2-0青木


 男子は早大相手にその強さを見せつけた。第1シングルスは落としてしまったものの、第2シングルスの宮下怜 (政経2=埼玉栄)が魅せる。第1ゲーム序盤1-7という厳しい出だしになるも、球の低い展開に持ち込み逆転。そのまま第2ゲームまで勢い止まらずストレートで勝利した。第1ダブルスの菊川旭飛(商4=聖ウルスラ学院英智)・吉岡壮馬(政経4=聖ウルスラ学院英智)は第1ゲームで1点差でマッチポイントを握るも、ミスで追いつかれてしまう展開に。何とか逃げ切りこのゲームを取る。続く第2ゲームもジュースに持ち込まれる。互いにミスが重なり緊張の時間は続いたが、最後は落ち着いて点を取り25-23でチームに勢いをつけた。第2ダブルスの宮下・柳川蓮(商2=瓊浦)組も、鋭いスマッシュを次々と得点につなげストレートで勝利。「自分たちから足を使って、上で上で取って攻めるんだという気持ちでやった」(菊川)。リーグ戦3連勝を果たした。


 女子は格上・筑波大との大事な一戦。第1シングルスで登場したのは高橋千夏主将(商4=甲斐清和)。強豪・筑波大のエース相手に必死に食らいつくも、第1ゲームを19-21で落としてしまう。しかし第2ゲームでは、長いラリーの中でチャンスを見逃さずに点を重ね勝利。第3ゲームでは11-8とリードしてインターバルを迎えた。終盤で逆転されてしまったものの、相手のミスを冷静に点に変え勝利し、チームの空気をつくった。続く第2シングルス、第1ダブルスでは格上相手に力が及ばなかったものの、第2ダブルスの中村優希(文3=青森山田)・本田胡桃(政経2=埼玉栄)組が強さを見せた。ここで勝たなければチームは負けという状況で、相手のコートに素早く球を叩き込む攻めの姿勢で勝利。勝負は第3シングルスの田代葵楓(商2=埼玉栄)に託された。「引いたら負けなんで、もう強気でいくしかない」(田代)。その言葉通り、相手にリードさせるスキを与えずストレートでゲームを奪い、チームに白星をもたらした。


 男子はここまで全勝で優勝も狙える立ち位置にいる。女子も順調に2連勝しており、このままの勢いで勝ちを重ねたい。リーグ戦も残すところあと2戦。チームで力を尽くしさらなる高みを目指す。


[増田杏]


試合後のコメント

菊川

――今日の試合の振り返りをお願いします。

 「今日シングルスが1-1で回ってきて、第1ダブルスが取った方が流れをつかめるということで、最初は緊張したんですけど、最後まで自分のプレーができたので良かったと思います」


――次戦に向けて意気込みをお願いします。

 「3連勝して、優勝も見える立ち位置にいると思います。自分が入学してからまだ1回もリーグで優勝したことはないので、最後に優勝を取れるように頑張っていきたいです」


田代

――東インカレからどのように準備してきましたか。

 「東インカレは自分の中ではそんなにいいプレーができなくて、チームにも迷惑かけっぱなしだったので、リーグでは絶対に挽回するぞという気持ちで頑張りました」


――次戦に向けてどのように調整していきますか。

 「格上の選手とやった時のつなぎのミスとか、ちょっとしたミスショットとかが目立ったので、そういうところを少しでも修正できたらなと思います」


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