日大相手に快勝 開幕で2連勝/関東大学リーグ戦

アイスホッケー 2023.09.18

  前節の中止から2週間ぶりの開催となった日大戦。第1P開始から流れをつかむことができず、日大に先制点を奪われるなど3失点。しかし第2Pからは無失点で得点を重ね最終スコア10―3で完勝した。 

 

◆9・2〜11・26 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

▼9・16 対日大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

◯明大10{4―3、2―0、4―0}3日大

 

 前回、日体大に完封勝利し迎えた第2節。大東大戦が中止となったため、2週間ぶりの試合となり緊張感が漂いながら試合が開始する。すると第1P4分、ペナルティを取られキルプレーから失点。しかしそこから7分、8分で両サイドからの攻撃で2得点。リードに成功し流れをつかむも12分に最終ラインでパックをカットされ同点に追い付かれてしまう。「真ん中の場所を開けてしまってそこで奪われてやられてしまった」(FW丸山詳真主将・商4=北海道清水)。その後は攻守一体の展開が続くが17分にFW井口藍仁(商2=埼玉栄)のキープからパスを受けた逆サイドのⅮF村社海莉(文2=埼玉栄)が得点。さらに19分には丸山のミドルシュートがネットを揺らす。終了間際に失点を許すも1点リードで第1Pを終えた。

 

 「2P、3Pからは自分の本来の動きができた」(FW三浦稜介・政経4=駒大苫小牧)。明大は第2P以降無失点と完璧な試合運びとなった。第2P開始40秒に三浦が右サイドからスティックを振り抜き得点に成功。その後もパワープレーなどチャンスをつくり続け、13分にも得点。続く第3Pも集中した守備を見せ、キルプレーも無失点で防ぎ切る。「無失点でしっかり点を取れて、終始こっちのペースでやれた」(丸山)。そのまま第3P11分、13分、14分と連続で得点し、残り40秒ではルーキーのFW渡邊力輝(商1=埼玉栄)も公式戦初ゴールを記録。結果的には10―3と大差をつけて試合終了となった。

 

 第2P以降で修正力を見せた明大だったが課題の残る結果となった。「相手を意識しすぎて、とにかく自分たちの甘さが出た立ちあがりだった」(三浦)と序盤の失点を反省として挙げていた。負けられない試合が続くリーグ戦。優勝を狙う明大の連勝に期待したい。

 

[岩田英佑]

 

試合後のコメント

丸山

――試合前に主将として話していたことはありますか。

 「前の試合もそうですけど無失点で来れてたので、そういった意味でもしっかり失点をしないように無失点でいこうと話していました」

 

三浦

――得点したところを振り返ってはいかがですか。

 「キーパーがずれてて、ただそこに打つだけなので、外れないで決まってくれて良かったです」

 

中村柊志綺(政経4=北海道清水)

――次戦への意気込みをお願いします。

 「次は今日の反省を生かして、チーム全体で連携して守って無失点で勝ちたいと思います」

 

村社

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。 

 「最初悪かったんですけど、2P、3Pとみんなどんどん調子上げていって、結果的には、10対3で勝ったんで、そこは良かったです」

 

――次節の早稲田戦に向けての意気込みをお願いします。

 「早稲田は、夏のサマーカップの決勝で負けた中央に今回4対2で勝ってるんで、そういう意味では、気が抜けない相手だなっていう風には思います」


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