春季リーグ9戦目 日大に1―3で敗れる/春季関東大学男子1部リーグ戦

バレーボール 2023.05.15

 春季リーグ9戦目は日大と対戦した。第1、2セットは拮抗(きっこう)したゲームが続くが、惜しくもセットを献上する。その後、3セット目のジュースを制するも、粘り切れずに1-3で敗北。三連勝の勢いそのままに勝利を収めることはできず、悔しい敗戦となった。

 

◆4・8~5・21 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)

▼5・14 対日大戦(日本体育大学健志台キャンパス米本記念体育館)

明大1{22―25、22―25、27―25、21―25}3日大○

 

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

S近藤蘭丸(文2=東福岡)、OH工藤有史(政経4=清風)、MB黒澤孝太(政経2=明大付属中野)、OP坂本雄大(政経3=市立尼崎)、OH佐々木駿(商2=土浦日大)、MB金田晃太朗(政経3=駿台学園)、Li武田大周(政経4=松本国際)

 

 第1、2セットは両チームとも点を取り合う展開となった。2セット目中盤、7―6と明大が一歩リードしたところで、日大のスパイクで3連続得点を決められ逆転。「相手の攻撃をなかなか拾えなかった」(黒澤)。その後、黒澤、坂本らもスパイクで点を奪うが、点差を縮めることができず22―25で敗れた。

 

 取り返したい第3セット。「攻めていく気持ちでやった」(武田)。工藤のスパイクが決まると明大は勢いに乗り、ブロックも成功させて一気にリード。スパイカーたちは近藤のトスと息の合った攻撃を見せ、流れに乗った。「いい雰囲気が作れていた」(黒澤)。金田のクイックが決まり、24―23とマッチポイントを迎えるも、ゲームはジュースまで持ち込まれる。工藤の鋭いスパイクで27―25とし、明大の意地を見せ1セットを取り返した。続く第4セット。序盤は明大が流れを作りリードするも、相手のサービスエースなどで点差をつけられてしまう。「相手がどのプレーにおいても一枚上手だった」(工藤)。最後まで粘り切ることができず、21―25で試合終了。悔しさの残る試合となった。

 

 次戦の相手は順大。「最後連勝していいイメージを持って終わるようにしたい」(工藤)。春季リーグ戦も残すところあと2試合。最後までチーム一丸となって全力で挑む。

 

[坂内咲月]

 

試合後のコメント

武田

――試合を振り返っていかがですか。

 「やりたかったことを相手にやられた感じでした。チーム的に悪かったわけではないけど、流れに乗り切れなかったので、悔しい試合だったなと思います」

 

工藤

――敗因はどのようなところに感じますか。

 「ミスの少なさでも負けていたし、いいプレーもあったのですが、結局ラリーを取れるか取れないかのところで取られることが多かったです。そこを取り切れなかったのが一番の敗因かなと思います」

 

黒澤

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。

 「1セット目の序盤に自分がゲームに入れていなくて、浮ついていてスパイクも全然決まらないしミスもしていましたが、後半に修正してスパイクも決めてブロックも何本か止めたっていうのは良かったです」


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