九州王者に逆転勝利 トーナメント初戦突破/全日本大学選手権

バスケットボール(男子) 2022.12.08

 トーナメント初戦の対戦相手は九州1位の日本経済大。第1Qから点差を離され苦しめられたが、安定した得点力とディフェンス力で食らいつき第3Qには逆転。勢いに乗った明大はその後も圧巻のプレーで点差をつけ69―52で勝利した。

 

◆12・3〜11 第74回全日本大学選手権(大田区総合体育館他)

▼12・7 対日本経済大戦(大田区総合体育館)

 ◯明大69{10―21、18―11、18―14、23―6}52日本経済大

 

 スターターは、PG平松克樹(情コミ2=福岡大大濠)、SG吉村公汰(営4=土浦日大)、SF勝山大輝(法4=正智深谷)、SF田邉太一(情コミ3=福岡大大濠)、PF伊藤治輝(政経2=桐光学園)。

 

 グループステージを突破し、迎えたトーナメント初戦の相手は日本経済大。試合は田邉の鋭いドライブによる得点から始まった。しかしその後はペースをつかまれてしまい相手の連続得点が止まず、すかさずタイムアウト。調子を取り返せないまま、第1Qは10―21と厳しい滑り出しとなった。続く第2Qは、点差を離されている中でも「自分たちのバスケを続けようということを意識した」(平松)。焦らず落ち着いた攻撃で徐々に点を積み重ね、28―32と4点差に詰め寄り前半を折り返した。

 

 追いつき、追い越したい第3Qでは「焦って先走ってしまうと相手に(流れを)持って行かれてしまう。そこは4年生の自分や勝山が声を出して、我慢を心掛けていた」(吉村)。粘り強く戦い続け、ついに勝山の3Pシュートで逆転。積極的なスティールから速攻を仕掛け、得点を重ねていく。ルーズボールにも飛びつきスキを一つ残らず狙うが、終了間際に同点に追いつかれてしまう。しかし追撃を許さず、最終Qにはまたもや明大は勢いに乗る。執念深いプレーで相手を一気に突き放し、69―52でトーナメント初戦を突破した。

 

 「インカレの前の明治だったら、点差を離されたらそこから立ち直ることができなかった」(平松)。グループステージと今試合と、試合を重ねる中でチームとして成長できた部分も見つかった。次戦の相手は同じ関東1部リーグに所属する専大。リーグ戦では1勝1敗と、明大にも勝機はあるはずだ。格上を相手に、次戦も明大の粘り強いバスケットを期待したい。

 

[尾﨑陽菜]

 

試合後のコメント

吉村

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「ディフェンスはぶれずにできていたのですが、オフェンスのところで流れが少しつかめていない出だしだったと思います。勝山や田邉の外からのシュートが入り始めて、チームとしては流れが来て良かったのですが、自分的にはシュートが入らなかったので明日までには調整したいです」

 

――次戦を勝ち切るために求められることはどのようなことですか。

 「練習試合を何度もやっているチームなので新しくスカウティングすることは少ないのですが、留学生を抑えることや、明日は(相手は)1試合目なので、こっちの方がそこは一歩リードしていると思います。出だしから走って差をつけなければ厳しいと思うので、気を抜かずにやっていきたいと思います」

 

伊藤治

――留学生へのディフェンスで意識していることはありますか。

 「自分はスクリーンアウトを徹底して留学生に取られないようにしています。周りが飛び込んで取るというのは練習中から意識してやっていることなので、それは今日の試合で出たので良かったと思います」

 

――事前に対策していることはありましたか。

 「やはり留学生を中心に、外回りもシュートがうまくて、走るチームというのは全員で話していました。そこをいかに自分たちが止めるかっていうので今日の勝ち負けが決まったのかなと思います」

 

平松

――後半では特に、体を張って戦っているのが印象的でした。

 「相手が福岡のチームで、自分は福岡の高校から関東に出てきたので、絶対に負けたくないという気持ちがすごくありました。それが口だけではなくてコートで表現できたのは良かったかなと思います」

 

――次戦への意気込みをお願いします。

 「リーグ戦では1勝1敗で、でも実力的には向こうが上だと思うのですが、今日のように粘り強いプレーをして、最後に(点差を)離せるようなバスケットができれば自分たちにも勝てると思います。リバウンドとディフェンスを徹底してチームで頑張っていきたいと思います」


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