(4)黒田翔子/インカレ開幕直前特集

バスケットボール(男子)
2022.12.03

 いよいよ全日本大学選手権(以下、インカレ)が直前に迫る。全26試合に及ぶ秋季リーグ戦を11位で終え、入替戦に突入。1部のプライドを見せ2部降格を回避し、インカレの出場権を獲得した。今回はチームを引っ張ってきた4年生へのインタビューをお送りする。

※第4弾は黒田翔子(政経4)マネジャーです。このインタビューは11月30日に行われたものです。

 

――秋季リーグ戦を振り返って、チームが成長したことを教えてください。

 「最初はスタートの5人が主に試合に出ることが多く、他の選手はプレータイムの少ない中でベンチにいる時間で何をするのか最初は定まってなかった感じがしていました。(リーグ戦)後半にかけて、ベンチも応援席も含めて、盛り上がりが良くなったのかなと思います」

 

――リーグ戦で1番印象に残ってる試合を教えてください。

 「多分他の人も答えてるかもしれないのですが、やはり2巡目の神大戦はの3回延長戦までもつれ込んだ時です」

 

――リーグ戦11位という結果についていかがでしょうか。

 「最初に目標に掲げてたのは『リーグ戦上位』でした。1巡目の試合戦績があまり良くなくて、徐々に入替戦にならないようにと目標が下がっていってしまいました。1週間ごとに変わる順位によって、目標が下がっていってしまったことは事実ですが、最終的にはやはり1部に残れたことは大きく感じています」

 

――今年のチームの特徴を教えてください。

 「今年は去年から出ていた2、3年生がかなり力を付けていてくれたので、4年生は去年はそれほどプレータイムが長くなかった中で、下級生の経験値とか実戦のあるプレーが基盤となっていたのかなと思いつつ、4年生の泥臭いプレーもチームに貢献出来たのではないかなと思います」

 

――マネジメント業で大変だったことを教えてください。

 「やはりありきたりにはなってしまいますが、コロナのことで心配事が増えたり、仕事量が増えたりは結構あってその点が多かったです。(心配事とは特に?)常に動けるようにしないといけない中、体調不良者が出たりした時も、迅速に対応できるようにとか、大会も棄権にならないようにとか、リーグ戦は26試合あったので、1試合棄権にはなってしまいましたが、選手の体調管理の面で心配はありました」

 

――代として取り組んできたことはありますか。

 「比較的下級生とかスタッフとかも分け隔てなくコミュニケーションを取るようにはしてきたのかなと思います」

 

――インカレの目標を教えてください。

 「チームとしてベスト4という目標を掲げているので、そこに近づけるように私は精一杯サポートしていきたいと思います」

 

――インカレでカギとなる選手を教えてください。

 「私が思う選手は31番のSG吉村公汰(営4=土浦日大)選手です。去年まではアウトサイドのシュートを多く打っていましたが、今年はそれに加えて、インサイドのドライブからのタフショットとかもかなり決められるようになってきて、その苦しい状況の中で打開していく力はあると思うので、接戦になった時に期待しています」

 

――最後にかける意気込みをお願いします。

 「自分の力を出し切るだけじゃなくて、後輩にも何かを感じてもらえる、後に残せるような立ち振る舞いをしたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[小原愛]