2年生太田が健闘するも、決勝進出ならず/東日本学生秋季選手権
東日本秋季新人戦2日目は男子フリースタイルが行われた。この日2年生で唯一出場した太田匠海(営2=いなべ総合)が大きな活躍を見せ、見事ベスト4進出を果たすが、決勝進出とはならなかった。
◆11・28〜30 東日本学生秋季新人戦(駒沢体育館)
[男子フリースタイル]
▼57キロ級
葛城――1回戦敗退
▼65キロ級
太田――3位
▼70キロ級
遠藤――3回戦敗退
▼74キロ級
西村――2回戦敗退
この日、明大の中で一番の活躍を見せたのは2年生の太田だった。1回戦を不戦勝、2回戦を7-0の大差で突破し、難なくベスト8を決める。そしてベスト4進出が懸かった3回戦。試合開始2分過ぎにパッシブで1点を得ると、この得点を守り切り前半をリードして終える。後半も冷静な試合運びを見せ、4分20秒過ぎに相手の背中を取り2点を獲得。試合終盤に攻められるも集中を切らすことなく、3-0で勝利。ベスト4進出を決めた。
そして迎えた準決勝だったが、序盤から相手の猛攻を受け前半で4失点。後半巻き返しを狙うも、さらに2点を追加されてしまう。「追いつこうと思って後半入ったが、速攻で点を取られしまった」(太田)。その後も攻めあぐね、得点を奪うことができないまま試合終了。0ー6で敗れ、決勝進出とはならなかった。
太田にとっては今試合がシーズン最後の試合だった。悔いの残る結果となったものの、すでに来シーズンに目を向けている。「来年度いいスタート切れるように、練習してもっと攻めていけるようにしたい」(太田)。課題を克服した後の飛躍に期待がかかる。
[末吉祐貴]
試合後のコメント
太田
――試合を振り返ってみていかがですか。
「強い相手になると、(点を)取る技がないなと改めて分かった試合でした」
――収穫はありますか。
「今までは(カウンターでの失点を考えて)タックル入るのが怖くて、タックル入る回数が少なかったのですが、今日の2回戦や3回戦でタックル入れたので、そこは収穫ですね」
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