国武大に勝利 リーグ戦全勝まであと1勝に迫る/関東大学2部リーグBブロック

バスケットボール(女子)
2022.10.24

 1次リーグでは2点差で勝利を収めた国武大と対戦。第1Qからポイントを量産し、一気に10点近くのリードが生まれる。第2Qでは合計で6本の3Pシュートを決め、追い上げるスキを与えない。後半も攻撃の手を緩めることなくそのまま試合終了。リーグ戦の連勝記録を12に伸ばした。

 

◆8・27~10・30 関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館他)

▼10・23 対国武大戦(東女体大)

〇明大79{21―12、21―21、17―12、20―18}63国武大

 

 スターターはPG沖咲月(文3=埼玉栄)、PG新林未悠(理工2=湯沢翔北)、SF神山南帆(文1=白鴎大足利)、SF佐藤美怜主将(文4=安城学園)、PF山本涼菜(文2=浜松開誠館)。

 

 1次リーグは勝利で終わったものの、その点差はわずか2点。決して油断はできない1戦だ。留学生の高さを生かす相手の攻撃には対策はしてきたが、試合序盤はなかなかディフェンスがかみ合わない。しかしオフェンス面でシュートが決まり始めると、作られた明大の流れがディフェンスもかみ合わせていく。相手の得点を抑え、第1Qは9点差でリード。続く第2Qでもその勢いは止まらない。タイムアウトをとるなど、相手は流れを切りにかかるが、明大のシュートは何本もゴールに吸い込まれる。第1Qの点差のまま、42―33で前半は終了した。

 

 しかし「もったいないミスで、この離れた点差を自分たちで縮めてしまっていた」(山本)。第3Qでも果敢にシュートを狙いにいくがミスが多発。その間に相手は着実に差を縮め、一時は4点差に。傾いた流れを取り戻すため、3Pシュートで点を稼ぎ前半のリードを取り戻すことに成功。その後点差をさらに広げ、そのまま逃げ切り79―63で勝利を飾った。今試合で決めた3Pシュートの数は全部で15本。中でも7本決めた神山はゲームハイである28得点の活躍を見せた。

 

 長かったリーグ戦も残すところ1試合だ。「みんなで攻める、みんなで守るという意識がチームに芽生えた」(山本)。試合を重ねていく中で、チームは大きく成長を遂げた。目標であるリーグ戦全勝まであと少し。必ずチーム全員で勝利をつかんでみせる。

 

[小原愛]

 

試合後のコメント

 

山本

――リーグ戦を通して成長できたところはありますか。

 「個人的にはやはりたくさんの相手と試合したり、2回戦わなくてはいけない中で、次こうしようとか(試合中に)臨機応変に対応できるようにはなってきたかなと思います」

 

――最終試合の意気込みを教えてください。

 「次は明学大さんで1番自分たちと相性が悪い相手だと思います。でもやってくることはわかっているのでまた1週間練習で対策して勝って、昇格戦でも勝って2部Aに上がることができればと思います」