雨に苦しめられるも 耐え続け5位に/関東女子学生秋季Aブロック対抗戦後インタビュー

ゴルフ 2022.10.09

 9月1〜2日で関東女子学生秋季Aブロック対抗戦が行われた。2日間ともに雨に見舞われたが、明大女子ゴルフ部は耐え続け5位という結果に終わった。今月行われる常陸宮妃杯では、優勝を目指して挑む。本記事では、高木美咲(営3=近大付新宮)のインタビューをお送りします。(この取材は9月28日に行われたものです)

 

――大会を振り返ってみていかがですか。

 「初日から出遅れてしまって、最下位と2打差しか開いていなくて、本当に次の日どうなるか分からない状態でした。2日目も大雨で2時間くらい中断して、6位の駒大に逆転されたこともあって、みんなも焦っていました。ですが、プレー再開してからみんないつも通りのプレーができていて、駒大に巻き返すことはできました。順位上げることはできず5位といういい結果ではないですが、Bリーグの降格は免れたので良かったです」

 

――1日目は全体の中で1番といった好スコアをたたき出しましたが、いかがですか。

 「自分の中では全体の中でも1番で69というスコアが出て良かったです。10〜15メートルくらいのパターが入って、運が良かったのも結果につながったと思います。ただ自分の調子は良くなくて、前半の速報で全体のスコアを知って自分が頑張るしかないと思いました。後半は頑張って気合いで、3アンダーまで伸ばせました」

 

――この試合に向け、個人や全体でそれぞれどのようなところを意識して練習していましたか。

 「自分は試合が続いていて、調子の良し悪し関係なく調整することしかできないので、目標スコアを設定して、ミスしても気にせず前向きに考えていました。全体では、8月に合宿が2回ありました。その時のコースが難しくてスコアが伸びないコースだったので、練習ラウンドでしっかり観察して、ミスしてもリカバリーできるように合宿を行いました」

 

――団体戦ということで、チームの雰囲気はいかがでしたか。

 「最近は1年生から3年生で試合に出場することが多いのですが、チームの雰囲気は良いです。今回の結果はあまり良くはないですけど、みんながかみ合えば絶対にいい結果を残せると思います」

 

――他大学の印象を教えてください。

 「サザンヤードという会場はスコアが出にくいコースで行われたこともあって、東北福祉大、日大にいつも大差で優勝されるのですが、今回は2校ともあまりスコアが伸びていなかったので、優勝も狙えたのではないかと思いました」

 

――試合を通して良かった点や課題を教えてください。

 「チームとしては、初日が悪くて、2日目は全体の中でも3番目のスコアで耐えることができたので良かったです。チームの課題は、やはり耐えることだと思います。実力的にはみんな同じくらいで、メンタル的なことと迫った場面で耐えるということが必要だと感じました」

 

――今回の試合で点数をつけるとしたら、個人・全体それぞれ何点ですか。

 「個人としては40点くらいです。理由としては、2日目にスコアを落としてしまったのと目標にしていたMVPを取れなかったからです。チームとしては30点くらいですね。やはり上を目指していきたいので、もっと頑張っていきます」

 

――次戦の常陸宮妃杯に向けての意気込みを教えてください。

 「試合まであと1カ月で、それぞれ練習してしっかり調整して、このメンバーで優勝できると思っているので、優勝に向けて頑張りたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[井垣友希]


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