岡が準優勝 修正力光る/プリンセスカップ

ボードセーリング 2022.10.03

  年に1度行われるレディースだけの大会であるプリンセスカップ。明大からは6人の選手が出場し、エキスパートクラスで岡朋加(情コミ3=日大藤沢)が準優勝、ビギナークラスの坂井伶名(政経1=国学院久我山)が6位入賞を果たした。

 

◆8・24~25 プリンセスカップ(蒲郡市海陽ヨットハーバー沖)

▼エキスパートクラス

 岡――2位

 戸田――14位

 堀越――25位

▼ビギナークラス

 坂井――6位

 猪飼――26

 竹内――32

 

 愛知県蒲郡で行われたプリンセスカップ。岡は「3年生までが表彰の対象。最高学年として優勝を目指した」と意気込み、臨んだ初日の1レース目。得意風域の微風でありながら、27位という順位を出し、いきなりカットレースを作ってしまう結果に。「いきなり追い込まれた状況になってしまった」。しかし、2レース目と3レース目でそれぞれ2位とし、立て直す。

 

 迎えた2日目。「風向が1日目と真逆で未知の海面だった」。試練の中でも岡は落ち着いていた。カギとなったのは、2レース目。今大会初めて1位を獲得。これで自信をつけ、最終レースでも4位という結果でフィニッシュし、総合でも2位となった。今大会は相手よりも自分自身との戦いと挑んだ。その中で、最初のレースでカットレースを作りながらも、上手く修正し、見事準優勝という結果を収めた。「どれだけ挽回できるかという自分との戦いには勝てた」。メンタル面での強さを見せた。それでも「満足のいくスタートが切れたレースが少なかった」と課題も。目標とする11月の全日本学生選手権での好順位へ向け、見つかった課題を克服し、さらなる飛躍を誓う。

 

 「今大会は先輩たちがやっている本格的なコースだった」(坂井)。前回大会まで、簡易なコースで試合に臨んでいた坂井。今大会が初めての本格的なコースでのレースとなった。夏練習の成果を見せたいところだが、2レース目の結果は思うようにいかず。それでも、迎えた最終レースでは、見事立て直し、6位入賞を果たした。初の全国大会でもあった今大会は「スタートのキープやこぎの面で自分より上の選手がいた」と全国のレベルの高さを痛感。それでもまだ1年生。駆け出し中のニューヒロインのこれからに期待だ。

 

[廣末直希]

 

※写真はボードセーリング部提供

 

試合後のコメント(取材は9月8日にオンラインで行いました)

――今の調子はいかがですか。

 「結果を残し続けている時間はありませんが、毎レースごとに見つかった反省点や課題を修正し、次の大会に挑めていると思います」

 

坂井

――次戦への意気込みをお願いします。

 「スタートが苦手なので、残りの期間で修正し、大会に臨みたいと思います」


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