立大に完勝 FW、BK共に躍動!/関東大学対抗戦Aグループ

ラグビー 2022.10.03

 まぶしい秋の日差しが差す中、関東大学対抗戦(以下、対抗戦)3戦目となる立大戦が行われた。試合は終始明大のペースで展開。自陣に攻め込まれるシーンもあったが、固いディフェンスで相手のミスを誘い完封勝利。最終スコア88―0で対抗戦3連勝を飾った。


◆10・2 関東大学対抗戦Aグループ(江戸川区陸上競技場)

▼対立大戦

 ○明大88{45―0、43―0}0立大

 

 明大のパワフルな重戦車がまず試合を動かした。前半2分、右センター廣瀬雄也(商3=東福岡)の50:22を使ったロングキックでマイボールラインアウトを得ると、そのままモールを組みフッカー松下潤一郎(法3=筑紫)がトライ。その後7分にもモールからの松下のトライで、FW陣の力強さが光る。「(モールを)まっすぐ押すことをメインに、相手が抜けた方向にチェンジすることを考えて練習した」(左プロップ中山律希・政経3=天理)。今度はBKが見せた。敵陣22メートルラインでのマイボールラインアウトでモールを組み、ナンバーエイト木戸大士郎(文2=常翔学園)がゲイン。そこから右へパスで展開し、スタンドオフ伊藤耕太郎(商3=国学院栃木)のロングパスを受けた左ウイング石田吉平主将(文4=常翔学園)が走り込みグラウンディング。「BKがいい形で回してくれて、チームとしてのトライが取れて良かった」(石田)。明大の猛攻はまだまだ終わらない。24分には中山、34分には右センター齊藤誉哉(文4=桐生一)がトライを決める。「最初の30分はモールでいくというゲームプランだった。FWがモールをしっかり決められた」(木戸)。実際、前半モールが絡んだトライは計5つ。まさにゲームプラン通りの試合となった。前半終了間際には立大の約10フェーズにも渡る攻撃を受けるシーンもあったが、粘り強いディフェンスで相手のミスを誘い守り切る。「0点で抑えようと意識していて、相手の選手より低くなってしっかり前に出ようと意識していた。その結果相手のミスが生むことができた」(左フランカー福田大晟・商2=中部大春日丘)。前半だけで計7トライを挙げ45―0で前半を折り返す。

 

 正午を回り、ますます日差しが強くなる中で迎えた後半。「前半からモールでどんどん行っていたので、その分体力は消耗していた」(左ロック山本嶺二郎・法3=京都成章)と暑さで厳しいコンディションでの戦いだったが、明大の攻撃は止まることを知らなかった。後半15分には、敵陣でのフェーズを重ねた攻撃の中で「明治のエイトとしてボールキャリーにフォーカスしてやっている」という木戸が走り込みトライ。「FWみんなで行こうと言っていて、フラットに攻めることができてトライを取ることができたので良かった」(木戸)。今試合のテーマは『Move AHead』。「前進し続けることをテーマにしていて、一人一人のキャリーで前に出続けようと意識していた」(石田)。後半もそのテーマを体現したプレーが見られた。21分には、相手のディフェンスを受けながらも一人一人がパスをつなぎ敵陣深くまで攻め込むと右ウイング秋濱悠太(商2=桐蔭学園)が空いたスペースに走りグラウンディング。「池戸さん(将太郎・政経3=東海大相模)の内側が空いていたので、そこにいい形で顔を出してトライを取り切れた」(秋濱)。続く27分には、池戸からロングパスを受けた齊藤が相手ディフェンスを振り切ってトライ。「ボールを持ったら強いプレーをしていこうと思っていたのでそれを意識してできた」(齊藤)。後半終了間際には相手にトライ直前まで攻め込まれるも、後半43分に秋濱のダメ押しのトライでさらに突き放し、最終スコア88―0で完勝した。

 

 今試合は前半をFW中心にモールでのトライを重ね、後半ではBKの走力が光るシーンが目立った。チーム一丸となってそれぞれの役割を果たして奪った勝利だ。「お互いの良さが出ていた。これからの相手にもお互いのいいところ出せれば絶対に勝てる」(齊藤)。対抗戦も早くも中盤。これから厳しい相手が待っているが、対抗戦優勝と大学日本一に向けてまだまだ戦いは続く。

 

[豊澤風香]

 

試合後のコメントはこちらをクリック→


関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読