待望の2勝目! 駒大にストレート勝ち/秋季関東大学1部リーグ戦
8戦目は秋季リーグいまだ勝利のない駒大との一戦。序盤から主導権を握り優位に試合を進めた。最終セットは追いつかれた場面があったものの中盤に突き放し3―0で試合終了。秋季リーグ戦2勝目を手にした。
◆9・3~11・6 秋季関東学生1部リーグ戦(小田原総合体育館他)
▼10・1 駒大戦(会場非公開)
〇明大3 {25-22、25-18、25-19} 0駒大
<スターティングメンバー>(ローテーション順)
OH工藤有史(政経3=清風)、MB金田晃太朗(政経2=駿台学園)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH岡本和也(政経2=五所川原工)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S近藤蘭丸(文1=東福岡)、Li武田大周(政経3=松本国際)
第1セットは序盤から均衡した状態が続いた。長いラリーが多く、互いに我慢比べする試合展開に。「ラリー中のバタバタしたときこそ声を出していこうと思った」(近藤)。勝負が動いたのはセット終盤。安井のダイレクトから3連続ポイントを獲得し最後は工藤のクロスで先取する。その勢いに乗り第2セットは明大が終始リード。岡本のブロックアウトや安井のクイックなどで得点を重ねていく。終わってみれば25-18の大差となった。
勝負の第3セット。力強いスパイクが多く決まり序盤から5-1と4点差をつけ、このセットも明大優位に進んでいくかと思われた。しかしその後はサーブミスが絡み3連続ポイントを奪われてしまう。7-8と逆転を許したところで明大は1回目のタイムアウトを取る。「悪い意味での余裕が出てしまっていた。1セット目の気持ちでやろうと声を掛けた」(工藤)。この言葉を受け下級生が奮起。近藤のサービスエースや金田と坂本の息の合ったブロックなどでタイムアウトから驚異の7連続ポイントを獲得。ここで一気に突き放し、粘る駒大を振り切った。
ストレート勝ちを果たしたものの課題が明らかになった明大。「個々人の攻撃のバリエーションを増やしていかないと勝てないと実感した」(安井)。次戦は春季リーグ戦で勝利を果たした東京学芸大との対戦だ。「ミスをいかに少なくするかが勝負を分けるポイント」(工藤)。秋季リーグ戦も残すところ3試合。負けられない戦いが続く。
[七海千紗]
試合後のコメント
安井
――長いラリーが続いていましたがどのような声掛けをしていましたか。
「相手も押していきたいというのは分かっていたので自分たちは守りに入らないようにサーブも攻撃も全部攻めていこうという声掛けをしていました」
工藤
――本日の試合を振り返っていかがですか。
「全体的に悪くなかったですが、まだ自分たちの納得いくプレーはできていないのでまだまだ詰めていかないといけないと思いました」
武田
――良いペースで試合を進めていました。
「格上のチームにされていたことを今回の試合では逆に自分たちがやることができました。相手が思うようなバレーをさせなかったことが勝因だと思います」
近藤
――今回の試合で見つかった課題はありますか。
「サイドアウトをしっかり取れるようにAパスからもBパスからでもスパイカーの打ちやすいトスを上げてサイドアウトにこだわっていきたいです」
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