徳安・鈴木渚組を筆頭に4組がベスト4進出/関東学生選手権4日目

硬式庭球 2022.09.27

 関東学生選手権(以下、夏関)4日目は、男女シングルス、ダブルスの準々決勝が行われた。明大対決となった女子ダブルスは徳安莉菜(文3=野田学園)・鈴木渚左(国際2=野田学園)組が竹本萌乃(政経4=高松北)・五十嵐唯愛(政経1=四日市商)組に勝利。明大からは合わせて4組が準決勝進出を決めた。

 

◆9・21〜27 関東学生選手権(大宮けんぽグラウンド等)

▼9・26

[男子シングルス準々決勝] 

 徳  1{2―6、7―5、5―10}2 中村(筑波大)

 河内 0{2―6、1―6}2 白石(早大)

飯田 2{6―7、6―3、11―9}1 高畑(早大)

 

[男子ダブルス準々決勝] 

 宮永・太田組 0{0―6、4―6}2 手嶋・石垣組(日大)

副田・横田組 2{7―5、6―7、11―9}1 岡崎・新垣組(立大)

村田・山中組 2{6―3、6―2}0 齋藤・高橋組(日大)

 

[女子シングルス準々決勝] 

 鈴木渚 1{4―6、6―4、9―11}2 堤(慶大)

 丸山  沼野大)

 

[女子ダブルス準々決勝]

 竹本・五十嵐組 0{5―7、2―6}2 徳安・鈴木渚組(明大)

徳安・鈴木渚組 2{7―5、6―2}0 竹本・五十嵐組(明大)


【男子シングルス準々決勝:徳航太男子部主将(営4=法政二)VS中村元(筑波大)】


(得意のフォアハンドを打つ徳) 


 男子部主将・徳の夏関が幕を下ろした。序盤は遅めのスピンボールを深めに打ち合う落ち着いた雰囲気で試合が進み、両者サービスゲームをキープし合いゲームカウント1―1に。しかし、ここから徳のミスが目立ち始める。得意の攻撃的なフォアハンドのストロークがラインぎりぎりのところで入らず、ゲームが取れない時間に苦しむ。「もったいないミスが多かったのが良くなかった」。流れを変えることはできず、第1セットを2―6で落とした。何としてでも取り返したい第2セット。第1セットで目立ったミスを修正し、お互いに一歩も引かない互角の展開となる。「自分のポジションを考えたショットを選択することでミスを修正した」。その言葉通りスライスやロブ、トップスピンやボレーなど多種多様な球種やショットの使い分けで相手を崩していく。そしてゲームカウント5―5で迎えた第11ゲーム。試合の均衡を崩す大きなブレークに成功すると、そのままの勢いで第2セットを7―5で取り返した。勝負のファイナルセットは10ポイントタイブレーク。短い分最初の流れが肝心となる場面だが、またしてもミスを重ねてしまう。中盤では4ポイントを連取するも、最後は相手に流れを持っていかれ7―10でファイナルセットを落とした。

 

 最後の夏関をベスト8で終えた徳。主将として1年間、技術的にも精神的にもチームをけん引してきた。今大会で主将としては一区切りつき、新たな世代へとバトンをつないでいく。「自分の中ではやれることはやり切れたと思う」。試合後の徳からは、すがすがしい表情が見えた。

 

【女子ダブルス準々決勝:徳安・鈴木渚組VS竹本・五十嵐組】

 徳安・鈴木渚組が明大対決を制した。試合は第1セットから激しい戦いに。第6ゲームではジュースが7回にも及んだ。そんな両者一歩も譲らぬ攻防を続ける中、ゲームカウント4―5と劣勢の場面。「開き直って今やるべきことをしっかりと考えることができた」(徳安)。冷静なプレーが功を奏し、その後は一気にゲームを連取。逆転を果たし7―5で第1セットを獲得した。第2セットは序盤から相手を一気に突き放す。「速くなり過ぎないようにスピンをかけたり緩急を付けたりしたら、相手のミスが増えてきた」(鈴木渚)。つかんだ勢いは最後まで離さない。第2セットを6―2で獲得し、ストレート勝利を飾った。鈴木渚はフルセットに及んだ午前のシングルスに続いて今試合に臨んだ。厳しい暑さの中、体力的に厳しくなる場面もあったが「全部自分が取ると思ってプレーし、カバーすることができた」(徳安)。2人の連携したプレーがうまくはまり、勝利を手繰り寄せた。

 

次戦は決勝進出を懸けた大事な一戦だ。男子ダブルスは横田大夢(政経3=足利大付)・副田温人(営3=四日市工)組と村田英夢(理工1=麗澤瑞浪)・山中朝陽(文1=四日市工)組の明大対決となる。上級生の意地か、それともルーキーペアの勢いか。激戦必至の争いから目が離せない。

 

[萩原彩水、久保田諒]

 

試合後のコメント

――今日の試合の課題はありましたか。

 「サーブが強く打てなくて、その中で相手が自分のサーブを返してきた後の3球目のボールをいかに自分から積極的に展開していけるかが、1つ課題としてあります。今日はチャンスボールのミスが多かったので、そのようなもったいないミスをなるべく減らすことができれば、今日は少しでも勝ちに近づいたと思います」

 

――第2セットはどのようなことを意識していましたか。

 「自分の中で、第1セットを2ー6で落としても焦りは感じていなかったので、いつも通りしっかりプレーすることを意識していました。2セット目は自分が主導権を握るため、どうすれば自分の攻撃的なテニスを貫けるかを考えてプレーをできて良かったです。やはり1番は、落ち着いてプレーできたことが良かったと思います」

 

徳安

――試合のプランはありましたか。

 「鈴木渚が前で動いて徳安が後ろで作るという中で、自分たちから積極的に攻めていくのが私たちのプレースタイルであり強みです。もう見知った相手ですが、それをやれば競ったとしても、絶対自分たちに勝ちが来ると思いました。だからこそ自分たちのいつもの練習通りにやろうということを心掛けていました」

 

――次の試合に向けて意気込みをお願いします。

 「私はシングルス1回戦で負けてとても悔しい思いをしたので、ここで優勝したいです。また(関東大学女子1部リーグ戦の)入替戦が残っているので、それに向けていい流れができるようにしていきたいと思います」

 

鈴木渚

――第1、2セットをそれぞれ振り返っていただけますか。

 「自分はシングルスもあってきつかったので、第1セットはとりあえずコートに返すことだけを集中してやっていました。第1セットは、自分の中であまり動きは良くなかったですが、第2セットは莉菜さん(徳安)の調子が上がってきて、後ろのボールが深くいってくれてとても助かりました。ですから自分は前で動くことだけ頑張ろうと意識してやりました。そうしたらうまくかみ合ってはまったので、第2セットも取り切ることができました」

 

――試合の中で良かったところを教えてください。

 「第2セットは、ボレーの動きが第1セットよりも固くなくてよく動けていました。また第2セットの方がファーストサーブの確率が上がったので、それでポイントを取ることができました」


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