新潟産大に勝利も慶大に惜敗 3位決定戦へ/日本選手権最終予選
日本学生選手権(以下、インカレ)で史上初のメダル獲得を果たし、日本選手権最終予選への挑戦権を手にした明大。初戦の2回戦では新潟産大を相手にインカレ同様、接戦を制した。続く準決勝では、慶大との一戦に臨むも12―13と1点差で惜しくも敗れ、3位決定戦へと進んだ。
◆9・23~25 第98回日本選手権最終予選
▼9・24 2回戦 対新潟産大戦(浜松市総合水泳場)
〇明大13{3-1、3-6、5-1、2-2}10新潟産大
準決勝 対慶大戦(浜松市総合水泳場)
明大12{6-4、3-3、1-3、2-3}13慶大〇
日本選手権出場へ。最終予選に臨んだ明大の2回戦の相手は新潟産大。8月のインカレでは残り0.2秒で決勝弾を決め勝利を収めた。試合は第1Pから明大がペースをつかみリードする展開に。しかし、第2Pで一挙6得点を奪われ逆転されてしまう。それでも第3P以降はエースの越智大介(理工2=明大中野)を中心に得点を重ねていき、再びリードを広げた。最後まで広げたリードを守り切り勝利。準決勝へ駒を進めた。
準決勝の相手は、新潟産大と同じくインカレで熱戦を繰り広げた慶大。試合は林大悟(営2=千葉敬愛)の得点で幸先よく先制すると、その後はお互いに打ち合う展開に。明大はペナルティースローなどで着実に得点を重ね2点リードで第1Pを終えた。第2Pも安定した戦いを見せリードを保っていたが、ラストワンプレーで相手のシュートが明大ブロックに当たりゴールに吸い込まれてしまう。不運な形で失点すると第3Pは慶大ペースに。相手GKのセーブなどで得点を奪えないでいると、同点に追い付かれた。勝負の行方は第4Pへ。互いに点を取り合うも、慶大リードで終盤へ。最後まで猛攻を続けたが、慶大の守備を崩すことはできず。インカレのリベンジを果たされ、1点差の悔しい敗戦となった。
慶大に敗れたため25日の3位決定戦に進んだ明大。3位までが本戦への出場権を得るため、勝利は必須だ。相手は昨年度の日本選手権最終予選でも対戦した健志台クラブ。前回対戦では勝利しているだけに、再び勝利をつかみたい。2大会連続となる日本選手権出場に向け、運命の一戦に臨む。
[井澤怜音]
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