HUSKIES初勝利! 学習院大に粘り勝つ/関東学生リーグ

ラクロス(男子)
2022.09.04

 明大はリーグ戦2戦目に学習院大と対戦。第1Q(クオーター)にMF(ミディ)加茂下輝(商4=国学院久我山)が得点を決めるなど2点を奪う。その後も明大は得点を重ね、第3Qまでに3点差をつける。第4Qには1点を返されるなど苦しい時間が続いたが、なんとか粘り今リーグ戦初勝利を手にした。

 

◆8・14~10・16 第34回関東学生リーグ戦(大井ホッケー競技場メインピッチ他)

▼9・2 対学習院大戦(大井ホッケー競技場サブピッチ)

○明大5{2-0、2-2、1-0、0-1}3学習院大

 

 リーグ戦初戦は引き分けに終わった明大。2戦目は第1Qから試合の主導権を握り、MFのパスから加茂下が先制のゴールを決める。さらにMF野田航生主将(政経4=県立明和)がゴール前のこぼれ球を押し込み点差をさらに広げる。「是が非でも勝ちにいく意識で臨んだ」(野田)。その強い気持ちが得点につながり序盤でリードする展開に。第2Qには加茂下が攻撃の起点となりAT(アタッカー)戸山友喜(商4=穎明館)のショットが決まる。その後1点を返されるも、相手ゴール前での素早いパス回しから、獨協大戦で2ゴールを決めた藤木の豪快なショットが決まる。初戦での反省を修正し前半を4―2で折り返す。

 

 第3QもAT丹賀澤和幸(法3=県立守山)のショットで得点を奪うなど、相手ゴールに果敢に攻め込み、立て続けにショットを放つ。しかし学習院大の固い守りに阻まれゴールが決まらず、試合は膠着(こうちゃく)状態に。その流れは第4Qでも変わらず、相手圧倒的に上回るショット数を放つもゴールを揺らすことができない。すると数少ない好機をモノにされ2点差に。その後も攻め込まれる時間が続いたが、ここで集中力を切らさず素早いプレスで得点を与えなかった。このまま逃げ切り明大はリーグ戦初勝利。勝ち点3を獲得した。

 

 リーグ戦2戦目で初勝利を手にした明大。しかしまだ満足はしていない。「次戦の一橋大戦が今リーグ戦の山場」(野田)。決して気を緩めることなく、日本一にむかってHUSKIESは突き進む。

 

[久和野寛人]

 

試合後のコメント

野田

――前回の試合からどういう意識で練習されましたか

 「チームとして学習院大の長所を消しながら、自分たちのやるべきことをするということをシンプルに意識して、練習してきました」

 

――勝利という結果をどう捉えていますか

 「まずリーグ戦で勝できてよかったです。どんな内容でも結果が全てなので、そこは良かったと思っています。ただミスもまだまだ多いのでそこを修正していきたいです」

 

加茂下

――試合会場の雰囲気はいかかでしたか。

 「練習試合とは違って観客も入って良い緊張感の中でプレーできました。自分的にはもっと観客の多く、プレッシャーのかかる試合の方が力を発揮できると思うので、なんとかファイナル4にいきたいです」