秋季リーグ戦開幕! 悲願のグランドスラムへ向け好発進/秋季関東学生1部リーグ戦

卓球 2022.09.02

 秋季関東学生1部リーグ戦(以下、リーグ戦)が開幕した。初日の相手は日大。全日本大学総合選手権・団体の部(以下、インカレ)の準決勝で最終ゲームまでもつれる激戦を繰り広げた相手にストレート勝ちを収め、6年ぶりの主要三大大会制覇、通称「グランドスラム」に向け好発進を切った

 

◆9・1〜10 秋季関東大学1部リーグ戦

(所沢市民体育館他)

▼9・1 対日大戦(所沢市民体育館)

 ○明大4―0日大

 

 独特な緊張感の中迎えたリーグ初戦、明大のトップバッターを任されたのは松田歩真(商2=野田学園)。「本当に緊張した」と決め手を欠く場面もあり第1ゲームから4度のデュースにもつれ込む大接戦を繰り広げる。徐々に自分のプレーを取り戻しこの第1ゲームを制すと第2ゲームも連取。しかし「勝ちを意識して弱気になった」とその後2ゲームを返されてしまう。第5ゲームでは「もう一度まっさらな気持ちでやった」とこの対戦を勝利で締めくくる。松田の勝利で勢いづいた明大の2番手は戸上隼輔(政経3=野田学園)。「1試合目を取ってくれて、いい緊張感を持ってできた」と激戦を繰り広げる後輩の姿に奮起した戸上は、ベンチから静かに闘志を燃やす。1ゲーム目の競り合いを制した後は相手に主導権を渡さない。安定したプレーを見せ、要所でのバックハンドもさえ渡り相手を翻弄(ほんろう)。見事ストレート勝ちを収めチームの勢いに火を付けた。

 

 次にバトンを託されたのは宮川昌大(情コミ3=野田学園)。一度も勝ったことのない相手との対戦となり試合前から競り合いになると予想していた。その予想通り、幸先よく2ゲームを先取するもその後追い付かれる。勝負は運命の最終ゲームへ。ここでタイムアウトを取った宮川は「シングルスのように気楽にやろうと考えた」と気持ちを切り替えると相手に傾きかけていた流れを取り戻す。最後は3連続得点で試合を決めた宮川。両手を突き上げ勝利の雄たけびを上げた。最後に登場した宇田幸矢(商3=大原学園)・戸上組も息の合ったプレーを連発し快勝。世界で戦う男たちの実力を遺憾なく発揮した。

 

 次戦からの4戦はエースの宇田と戸上が不在。それでも「不安になるのではなく、自分たちがもう一回頑張って優勝するのだという雰囲気にしたい」(高山幸信監督)と、ダブルエース不在の中優勝を果たした春の再現を目指す。6年ぶりのグランドスラム制覇へ向け最高のスタートを切ったチーム明大。卓球界の覇者となるべく、チーム全員で突き進んでゆく。

 

[冨川航平]

 

試合後のコメント

高山監督

――今日の試合振り返ってみていかがですか。

 「第1試合と第3試合が3−2になったので内容は競ったのですが、競りながらも点数は落とさなくて、4−0で勝てたのは良かったです」

 

戸上

――今大会にかける意気込みをお願いします。

 「グランドスラムを達成するというのはチームの目標でしたし、自分が春出ていない時に優勝してくれたのが、こうして秋出て勝ちたいという原動力になっています。春リーグでみんなが勝ってくれたからこそ目標だったグランドスラム達成まであと1つというところにいるので、秋は自分が勝って優勝したいと思います」

 

宮川

――グランドスラム達成への思いをお願いします。

 「会場に着く前から達成しようとみんなで話し合っていましたし、自分自身も達成したいと大学生になる前から思っていたので、秋リーグは必ず優勝してグランドスラムを達成したいと思います」

 

松田

――課題はありましたか。

 「1試合目にしては自分の中でもいい動きができていました。しかし台上の技術などが甘かったので次の試合では意識して、そこから崩れないようにしたいと思います」

 


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