インカレ2日目 力戦奮闘もグレコ明大勢は準々決勝で敗退/全日本学生選手権

レスリング 2022.08.17

 大会2日目は準々決勝に駒を進めた63キロ級の伊藤優寿(営3=花咲徳栄)と三井潤(法3=鹿島学園)、77キロ級の山崎然生(営3=いなべ総合)が出場した。しかし、3人とも健闘及ばず敗退。準決勝のマットに立つことはできなかった。

 

◆8・15~8・18 全日本学生選手権(駒沢体育館)

[グレコローマンスタイル] 

▼63キロ級

 伊藤優――準々決勝敗退

 三井――準々決勝敗退

▼77キロ級

 山崎――準々決勝敗退

 

 悔しさの残る試合であった。準々決勝へと勝ち進んだ三井の相手は渡部(専大)。試合開始30秒足らずで相手を押し出し1点を先制する。その後、順調に1点を追加し、試合の主導権を握ったように思えた。しかし、2分15秒相手にコレクトホールドで2点を奪われ、同点に追いつかれる展開に。ここで明大側がチャレンジを要求するも失敗し、相手に1点を献上してしまう。「ここからペースが乱された」。その後、果敢に攻める三井だったが、相手にローリングなどを決められ、一気に6点差へと突き放されてしまう。残り1分で2点を返すも、逆転叶わず最終スコア4-8で試合終了。「大きい技を決められた時に取り返す技がなかったのが敗因の一つ」。三井は準決勝へと勝ち進むことはできなかった。そして、同じく準々決勝に進出した伊藤優と山崎も善戦むなしく敗退。3年生トリオは全員準々決勝で姿を消すこととなった。

 

 全日本学生選手権は3日目から折り返しだ。前半戦はベスト8まで進むも悔しい結果に終わってしまった。後半戦の3日目にはフリースタイルの予選が、4日目には準々決勝以上の試合が行われる。そこでも入賞、さらにメダル獲得を目指す明大勢の躍進に期待したい。

 

[末吉祐貴]

 

試合後のコメント

三井

――相手選手の印象はいかがでしたか。

 「あまり攻めてこない選手であるように感じていたので、僅差の勝負になるのではないのかなと思っていました」

 

――今後の目標をお願いします。

 「全日本大学グレコローマン選手権が10月にあるので、そこで入賞できるように、そして3位以内に入れるように頑張りたいです」


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