鹿児島大戦インタビュー/全国大学選抜

弓道
2022.06.26

 先日行われた全関東学生選手権(以下、全関東)で見事優勝を決めた明大。「目指すは全国制覇」と挑んだ今大会だったが、まさかの1回戦で敗退となった。

6・25 第34回全国大学選抜(明治神宮弓道場)

▼男子団体――1回戦敗退

 明大 14中―15中 鹿児島大〇

 

寺本裕明監督

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「全関東で優勝した時は最初の一手が全員中って相手にプレッシャーをかけられたのですが、今回は予選でも大前から1本目を抜いて始まってしまいました。相手が楽に試合できる環境をつくってしまっていたかなと思います」

 

――予選から的中が落ちたことに関してはいかがですか。

 「14中だと7割しか中っていないということで、それだと優勝は厳しいです。全関東は試合の中で自分たちで対応して一試合一試合調子が上がっていったのですが、全然そのようなところに行くまでもなかったような感じです」

 

――次は全日本学生選手権(以下、インカレ)です。

 「大学が1番期待している大会なので、今一度メンバーや立つ順番等を含めて0から構築し直さないといけないのかなと思います。1本抜いてしまったけど残りは全部中てるとか、そういうレベルではトーナメントで勝てないので、基本は皆中できる人がいいですね」

 

畠山祐輝主将(政経4=新屋)

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「予選は昨日の練習通りなのかなという的中だったのですが、トーナメントに入ってから自分が失敗してしまってみんなには申し訳ない気持ちがあります。こうなるかもしれないというのを踏まえた上でこれからの練習に臨んでいければな、というふうに考えています」

 

――予選についてはいかがですか。

 「最初の1番と2番が1本目を連続して抜いてしまったというところから流れをうまくつくれなかったなと思います。例えば1番が抜いてしまったら2番がしっかり止めてあげるような、そういったささいな事が出来ていれば、本選でも違ったのかなと思います」

 

――予選から決勝トーナメントに向けてはどのような意気込みで臨まれましたか。

 「特にやるべきことは変わらないと思っていたので、相手が強いところであろうとそうでないところであろうと、自分のやるべきことをできればいいなという気持ちで臨んでいました」

 

――インカレに向けての抱負を教えてください。

 「今日みたいな結果ではなく、全部中てて、みんなに頼られるような主将になっていきたいと思います」

 

増田皓太(理工1=富士宮西)

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「チーム全体で勝ち切ることができなかったというのが1番にあります。自分が1番初めに引くにもかかわらず、1本目を両方とも外してしまったことが、後ろの人にも響いてしまったのかなと感じました」

 

――予選についてはいかがですか。

 「まず予選から全て中てている人が1人しかいなくて、みんな1本ずつ外してしまっていました。それで自分だけかもしれないのですが、いつもと違うような雰囲気を感じました。この前の全関東からあまり調子が良くなくて、それが原因だったのかなと思います。予選に関して言えば、あまり良いものではなかったです」

 

――インカレに向けての抱負を教えてください。

 「今までの練習よりももっと詰めて、甘い1本が出ないような練習をし続けていきたいです。必ず日本一を取ると、そういう気持ちで臨んでいきたいと思います」

 

[西田舞衣子、布袋和音]