伊藤が表彰台逃し、悔しさ残る4位 坂井は5位入賞/全日本選抜選手権

レスリング 2022.06.19

 日本屈指の実力を持った選手たちが参戦する全日本選抜選手権の3日目。明大からは伊藤慧亮(営4=小諸商)と坂井孝太朗(文3=花咲徳栄)が出場。伊藤と坂井は国内トップレベルの選手たちに何とか食らいつこうと健闘するも、伊藤は4位、坂井は5位入賞に終わった。

 

6・16~19 全日本選抜選手権(駒沢体育館)

[男子フリースタイル]

▼92キロ級

 坂井――5位

▼97キロ級

 伊藤――4位

 

 全日本選抜選手権3日目。明大からは97キロ級に伊藤が、92キロ級に坂井が出場した。伊藤の初戦の相手は同じく大学生の奥田(九州共立大)。「初戦は絶対に突破しようと思っていた」(伊藤)。試合開始20秒で相手を場外に押し出し、先制点を取る。第2ピリオド開始20秒でまたも相手を場外へと追いやり、2点目を獲得。その後、パッシブによる得点で1点差に迫られるも、この2点を守り切り準決勝に進出した。続く準決勝の相手はこの階級の前回覇者・石黒(新日本プロレス職)。第1ピリオド開始1分足らずで背中を取られると、ローリングを決められて一気に6点を奪われる。その後も相手のローリングなどで点を決められ、試合開始1分20秒でテクニカルフォール負け。力の差を見せつけられた。準決勝で敗れた伊藤は3位決定戦に臨むも、序盤から相手に試合の主導権を握られる。第1ピリオド開始40秒でテクニカルフォール負けを喫し、表彰台を逃した。

 

 一方、92キロ級に出場した坂井の初戦の相手は五輪3大会連続出場の高谷(ALSOK)。序盤から積極的に攻めていくものの、オリンピアンの壁は高く、得点を奪わせてもらえなかった。第1ピリオド終了の15秒前に相手に10点目を決められ、テクニカルフォール負け。「相手のプレッシャーにやられてしまった」(坂井)。その後、坂井は3・5位決定戦へと回った。相手は1学年下の三浦(拓大)。「1回も勝ったことがなかったので今度こそは勝とう」と意気込んで試合に臨むも、2度のパッシブにより、相手に2点を与えてしまう。第2ピリオド開始1分35秒で相手の足を取るが、得点とはならず、0-2のスコアのまま試合終了。坂井は5位入賞に終わった。

 

 今大会で国内のトップ選手たちと試合ができて「いい経験になったが、技術面での差やパワー不足を実感した」と2人は口をそろえる。今大会で得た経験を生かし、浮き彫りになった課題を改善した彼らの新たな姿に注目したい。

 

[末吉祐貴]

 

試合後のコメント

伊藤

――今回の結果をどのように受け止めていますか。

 「喜んでいられる成績ではないと思うので、まだまだ練習が必要だなと思いました」

 

――全日本学生選手権(以下、インカレ)に向けて、意気込みをお願いします。

 「インカレで1回も表彰台に登ったことがないので、表彰台には上がりたいです。今年が最後の年になるので、爪痕を残せたらいいなと思っています」

 

坂井

――試合前のコンディションはいかがでしたか。

 「今、右肩をケガしていて、練習も2週間前ぐらいまでできていませんでした。2週間前から急に追い込んだのですが、今日は結構肩の調子も良くて、コンディションも悪くはなかったので、それなりのパフォーマンスはできたのかなと思います」

 

――今回の結果をどのように受け止めていますか。

 「コロナで自分の実力を確認することができる状況があまりなかったので、今回、強い人と対戦し、自分が今どれくらいできるのかということを確かめることができたので良かったです」


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