春季リーグ11戦目 強豪・日体大に3―1で勝利/春季関東大学1部リーグ戦 

バレーボール 2022.05.30

  春季リーグ戦11戦目を迎えた明大は、日体大と対戦した。第1セットでは終盤、相手に圧倒されセットを奪われてしまう。しかし第2セットの接戦を勝利すると、流れをつかんで続く第3、4セットを奪う。明治らしいバレーを見せ昨年度未勝利の日体大に勝利した。

 

◆4・9~7・10 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)

▼5・29 対日体大戦(日体大健志台キャンパス米本記念体育館)

 ○明大3{16―25、28―26、25―16、25―23}1日体大

 

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

OH工藤有史(政経3=清風)、MB溝井健太(商3=洛南)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH岡本知也(政経2=五所川原工)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S神園洋(法4=札幌藻岩)、Li武田大周(政経3=松本国際)

 

2セット目

MB溝井⇄MB山田(政経1=東福岡)

 

 強豪・日体大との試合、第1セット序盤は坂本がサービスエースを決め、明大が主導権を握ったが、相手の堅いブロックとスパイクに圧倒されてしまい、16―25で先制点を奪われる。追い付きたい第2セット。連続して得点を奪われ、リードを許してしまうが同点に追い付くと互いに譲らずに接戦を繰り広げた。日体大が力強いサーブを決め24―25とマッチポイントを迎えると明大はタイムアウトを取る。その後、1年山田がエンドラインぎりぎりのスパイクを決め、流れをつかむ。最後は工藤のサーブで28―26と、見事接戦を制した。

 続く第3セット。明大は立ち上がりから山田、坂本のスパイクと安井のクイックでゲームの主導権を握る。3連続得点を決め点差を広げていくと25―16としてセットカウントはリーチを迎える。第4セットは互いにサイドアウトを取り合う形となった。立ちはだかる相手のブロックを前に、長いラリーが続いた。点差の広がらないゲームの中、11―13と日体大にリードされたところで明大のタイムアウト。その後岡本がスパイクを決めると流れは明大へ。試合終盤には相手に点差をつけられてしまうこともあったが、2度目のタイムアウトで立て直し、25―23でゲームセット。自分たちのバレーを突き通して日体大に勝利を収めた。

 

 春季リーグ戦最後の相手は順大。「最後の試合も勢いそのままに明治のバレーで勝ちたい」(岡本)。最後まで〝明治のバレー〟を見せ、勝利を目指す。

 

[坂内咲月]

 

試合後のコメント

安井

――1セット目からどのように切り替えましたか。

 「まず自分たちのバレーができていないというふうに声をかけました。追いつこう追いつこうと焦っていたのは見ていて思ったので『そんなに焦る必要ないよ』と声を掛けました」

 

――今後の意気込みを教えてください。

 「リーグ戦はあと1試合チームとして勝ち切ることと、東日本インカレではメダルを取り切れるようにしっかり結果を重視して頑張っていきたいです」

 

岡本

――試合を振り返っていかがですか。

 「1セット目は中盤までは良かったのですが、後半からサイドアウトが取れなくて大差で負けてしまいました。2セット目からは切り替えて、サイドアウトも取れて明治のしたいバレーができたと思います」

 

――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。

 「サーブレシーブなどのディフェンスでは良かったのですがスパイクなどの攻撃面で自分がもっと打てるようになりたいと思います」

 

神園

――ご自身の良かったプレーなどはありますか。

 「最後の4セット目の決め所でしっかりサイドアウトを取って安井と坂本に良いところで決めてもらえたところだと思います」

 

――チームとしてのプレーを振り返っていかがですか。

 「最初のセットは入りがあまりよくありませんでした。相手のいいようになってしまったところがあると思います。やはりそこを何とかしたいと思います」

 

山田

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「昨日に引き続きアクシデントで試合に出て少し緊張したのですが自分なりのプレーができて良かったです」


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