春季リーグ8戦目 3―1で駒大に勝利し4連勝/春季関東大学1部リーグ戦 

バレーボール
2022.05.22

 春季リーグ戦8戦目の相手は駒大。好調な立ち上がりで第1セットを先取するが、第2セットは惜しくも相手に取られる。しかし第3・4セットは譲らず鋭いスパイクで点数を重ね4連勝を果たす。

 

◆4・9~7・10 春季関東大学1部リーグ戦(小田原総合体育館他)

▼5・15 対駒大戦(会場名非公開)

 ○明大3{25―18、24―26、25―16、25―16}1駒大

 

<スターティングメンバー>(ローテーション順)

OH工藤有史(政経3=清風)、MB溝井健太(商3=洛南)、OP坂本雄大(政経2=市立尼崎)、OH澤口将太郎(法3=札幌藻岩)、MB安井恒介主将(政経4=市立尼崎)、S神園洋(法4=札幌藻岩)、Li武田大周(政経3=松本国際)

 

 先取したい第1セット。序盤から順調に得点を重ね、リードを作る。ブロックのタイミングもうまく合い、7点差でセットを奪った。しかし続く第2セットは「出だしから流れが良くなかった」(安井)。セッターとスパイカーのコンビネーションミスやジャッジミスがあり、ゲームの主導権を握ることができない。その後19―24と相手がマッチポイントを迎えるも粘りを見せ5連続得点。デュースまで持ち込む。負けじと食らいついたが最後は相手の勢いに押され惜しくも第2セットを落としてしまう。

 

 切り替えて挑みたい第3セット。まず試合の流れを作ったのは3年生。工藤、澤口らのスパイクを中心に得点を決め、優位に試合を運ぶ。続けて坂本がサービスエースを決めると、大きくガッツポーズを見せチームの雰囲気を盛り上げた。その後も得点を重ねこのセットを獲得する。第4セットではバックアタックやクイックなど多彩な攻撃で序盤から駒大に差をつけ、その後も流れを渡すことなく、見事勝利を勝ち取った。

 

 試合を終え、次戦にむけた課題が見つかった。「サーブをもっと攻めて相手を崩せるようにしたい」(坂本)。次戦の相手は強豪・筑波大。「速いバレーをする。粘るチームなのでそれに粘り負けないようにしたい」(武田)。このまま流れに乗って春季リーグ戦5つ目の勝ち星を奪いたい。

 

[坂内咲月]

 

試合後のコメント

安井

――次戦の筑波大で勝つためのポイントは何ですか。

 「一つはサーブレシーブをどれだけ我慢して返せるかというのと、次戦はもっと自分の打数が増えるのでどれだけ合わせて決定力を上げられるかだと思います」

 

武田

――今試合での良かった点は何ですか。

 「今日は普段の試合よりレシーブからの攻撃やブロックでタッチ取ってからの切り替えしが多かったと思います。ワンタッチを取ってからの切り返しを試合で多く作れたことが良かったです」

 

坂本

――今日の勝因は何ですか。

 「流れに乗れるときに乗って点数を取れたことが勝ちにつながったと思います」

 

――ご自身のプレーについていかがですか。

 「ブロックやサーブがまだまだなのでその分スパイクで貢献したいと思います