2部復帰に向けて好調な滑り出し 3勝を収める/関東大学3部トーナメント戦
◆5・15~7・23 第56回関東大学ボクシングトーナメント戦(神奈川県立スポーツセンター)
※無観客試合で実施
4年連続3部で迎える今シーズン。創部100周年となる2024年をいい形で迎えるために、今年度は2部に昇格したいところだ。初戦では、フライ級、バンタム級、ライトウェルター級の3試合で勝利を収め、2部昇格に向け順調なスタートを切った。
▼5・15 1回戦(神奈川県立スポーツセンター)
▽フライ級
◯堀(3回・RSC)磯村(早大)
▽バンタム級
◯立花(1回・RSC)森井(東大)
▽ライトウェルター級
◯渡辺(不戦勝)
シーズン初戦、最初にリングに上がったのはフライ級の堀太虎(商2=花咲徳栄)。1Rから積極的に力強いボディーを決めるなど、一進一退の攻防が続く乱打戦だった。3Rでは、堀は強力なストレートを磯村(早大)の顔面に打ち付け、ダウンを取る。試合を通して、堀の力強さが光り、RSC勝ちとなった。
続けてリングに上がったのはバンタム級の立花拳斗(文4=出雲工)。序盤から攻撃的なボディーを連続で決め、セコンドからも「ナイスボディー!」の声が繰り返し上がった。「コーチがたくさんアドバイスしてくれたので、ボディーを狙うことができた」(立花)。立花は終始、パンチ力の差を見せつけ、1RでのRSC勝ちを決めた。
渡辺健心(文2=黒沢尻工)の不戦勝もあり、今シーズン初戦を3戦3勝と、順調なスタートを切った明大。2部昇格のためには、23日に行われる次戦が肝となる。次戦も勝利を重ね、4年間苦杯を喫してきたトーナメント戦を勝ち抜きたい。
[森口絵美理]
試合後のコメント
立花
――今日の試合を振り返っていかがですか。
「率直に1Rで勝てて、次の試合につなげることができて良かったです。あと、このコロナ禍で大会が開催されて良かったと思っています」
――意気込みをお願いします。
「優勝を目指していますが、まずは一戦一戦しっかりと勝って、いい形で優勝したいと思っています」
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