リーグ戦3戦目 リード許さず2勝目を挙げる/関東学生1部リーグ戦
安定した強さを見せた。リーグ戦3回戦の相手は成蹊大。第1Pで一気に3点のリードを作り流れをつかむと第2P以降は両者譲らない試合展開に。それでも得点を重ね2勝目を収めた。
◆5・14~6・12 関東学生1部リーグ戦
▼5・15 対成蹊大戦(慶大日吉プール)
〇明大10{3―0、3―2、2―2、2―2}6成蹊大
上々の立ち上がりとなった第1P。試合開始すぐに、前日の中大戦でも活躍が目立った林大悟(営2=千葉敬愛)が得点を決めると、そこから一気に点を重ね明大のペースに持ち込んだ。第2、第3Pは「ラリーが続いたことで、ハードな試合展開となった」(太田竜浩・商4=明大中野)。うまく攻め切ることができずなかなか得点が決まらない時間が続いたものの、流れを相手に渡すことなく次につなげた。そして4点差で臨んだ最終第4P。先制されたものの「落ち着いた試合運びで勝ち切れた」(太田)。成蹊大にリードを許さず、ゲームをコントロール。見事勝利をつかんだ。
この試合、光ったのは兼本翔安(文1=修道)の好セーブ。「(第1Pで)ペナルティースローを止められたことが流れにつながった」(兼本)。守備でチームを援護し、第1Pを無失点に抑えた。全体を見渡せるポジションにいるからこそ「失点したときのマークミスなど、自分が声を掛けて味方を動かしていければ失点も減ってくると思う」(兼本)。向上心を持って新しい場所でチャレンジする1年生守護神の今後の成長に期待だ。
リーグ戦はまだ始まったばかり。「上位に残るにはまだ勝たないといけない試合が多くある」(兼本)。これからの明大の躍進から目が離せない。
[入谷彩未]
試合後のコメント
太田
――今日の試合の良かった点はどこでしょうか。
「チームで声を掛け合い雰囲気良くプレーできた点です。試合では必ずペースの波が来るので、そのような状況でも今日の雰囲気を維持できれば、今後の試合も勝ち進んでいけると思います」
――今後の意気込みをお願いいたします。
「チームをけん引する最高学年として、大きな責任を感じていますが、応援してくださるOB、保護者の方々に恥じぬよう、最後の1年を泳ぎ抜けます。応援よろしくお願いします!」
兼本
――大学の試合の雰囲気はどのように感じましたか。
「高校の時よりも力も強くてシュートも速い。高校とはまた一段違った世界です」
――入学して2ヶ月程経ちましたが明大はどのようなチームでしょうか。
「人数が少ないというのもあると思いますが、4年生から1年生まで本当に仲が良くて練習のときも集中するところは集中して、楽しさもありつつといった感じでチームの雰囲気がいいと思います」
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