(4)4年生引退コメント 山口知己

スピードスケート
2022.01.22

1月5〜7日の3日間にわたって、第94回日本学生氷上競技選手権大会(以下、インカレ)が開催された。チーム目標の3位には届かなかったものの、多くの選手が入賞するなど健闘を見せた。今大会をもって引退する4年生の心境をお届けする。

 

(この取材は1月10日に行われました)

 

山口知己主将(政経4=盛岡三)

――4年間を通して最も印象に残っていることを教えてください。

「やはりインカレの記憶が一番色濃く残っています。3年生次は中止となってしまったのですが、1年次、2年次、4年次のインカレはどれも同じくらい印象に残っています」

 

――主将として心掛けていたことはございましたか。

「自分と同じ距離の練習をしている人だけでなく、他の短距離、長距離の選手の様子も見るようにしていました。調子が良さそうにしていたら声を掛けたり、逆に考え込んでいそうなときも声を掛けていました。主将だからというわけではなく自分の性格によるものなのかもしないのですが、積極的に周りに声を掛けることはしていました」

 

――高校のときは部に所属せずスケートを行っていましたが、部に所属しての活動にはどのようなことを感じましたか。

「練習していても辛いときに一緒に頑張れる人がいるというのと、団体種目に出場できるというのは個人ではできないことだったので良かったと思います」

 

――明大の強みを教えてください。

「学年を越えたチームとしての団結力が自分たちはすごくあると思います。個人スポーツですが、チーム力が自分たちはすごく大きいかなと思います」

 

――インカレを終えた今、誰に感謝を伝えたいですか。

「一番最初に伝えたいのはやはり、ずっと応援してくれた家族ですが、自分が入学した時に監督だった鈴木惠一さんにも同じくらい感謝しています。『下級生の頃は結果が出なくても下積みだと考えて卒業するまでに結果を伸ばせ』と言われていました。自分をスカウトしてくれた前監督が描いていた成長に見合っているかは分からないですが『頑張りました』ということは伝えたいです」

 

――期待している後輩を教えてください。

「全員に期待していますが、特に部屋で一緒に生活していた清川一樹(政経3=八戸西)と東海林寛右(政経1=山形中央)は頑張ってもらいたいですし、頑張れるだろうなと思います」

 

――大会を終えた今、何かやりたいことはございますか。

「とりあえず暖かい所に行きたいです(笑)。寒かったので、沖縄でお願いします(笑)」

 

――苦楽を共にしてきた4年生はどのような同期でしたか。

「自分たちは波長が合って仲が良いという関係ではないと思っています。同じ部の同期ではなかったら友達になっていなかった4人がたまたま集まって4年間生活して仲良くなったという感じだと思います。ただ、この同期で良かったなって、思えるような同期です」

 

――ありがとうございました。

 

[スピードスケート部門担当一同]