インカレ開幕直前特集 座談会②

ウエイトリフティング 2021.12.07

 今年度の最後を彩る大会が幕を開ける。12月7日から3日間にわたって行われる全国大学対抗戦(インカレ)。昨年度は無観客での開催であったため2年ぶりの有観客開催となる。4年生の集大成となる今大会でチームが掲げる3位入賞を目指し、最後まで戦い抜く。

 

 本特集ではインカレ登録メンバーによる生の声をお届けします。第2回は村上堅信(政経4=滑川)、上水良介(政経3=埼玉栄)、坂口颯基(政経2=須磨友が丘)ら3選手による対談です。(なお、この取材は11月7日に行われたものです)



 

――インカレメンバーに選ばれた感想をお願いします。

村上 4年生としてとてもうれしいですし、自分は前回大会で肘を痛めていたのですが、選んでいただけて良かったです。調子もあまり良くなく、選ばれるか不安だったので、選ばれてほっとしています。

上水 自分は選ばれてうれしいという気持ちでいっぱいなので何とかチームの役に立てるように頑張りたいです。

坂口 今回初めて選ばれて緊張しているのですが、チームの役に少しでも立てたらいいなという思いです。

 

――チームとしての目標と、個人としての目標を教えてください。

村上 チームは団体3位以内。個人としては3位入賞を目指して自分はやりたいと思っています。ケガもあるのでしっかり治して戦いに出たいなと。成功率が自分は悪いので6本成功したいです。

上水 自分も6本成功で3位以内をとれるように頑張りたいです。

坂口 自分も6本成功で点数を10点くらい取りたいと思っています。

 

――それぞれの強みを教えてください。

上水 自分は人よりも負けず嫌いなので勝つか負けるかのところでプレッシャーがかかる場面でも自分の負けず嫌いを生かして勝ちに行きたいなと思います。

 

――ご自身のコンディションはいかかがですか。

村上 前の試合で少し頑張りすぎたのが原因で左肘をケガしてしまいました。自分のコンディションは良くはないですが、120%出せるように最後まで調整を頑張っていきたいです。

上水 なかなか今までの試合の中でもないくらいに調子が良いので実力以上の結果を残せるようにやれたらなと思っています。

坂口 自分は8月から減量を始めて5キロくらい減らしました。しんどい部分はあるのですが、これから調子を上げられるようにしていきたいなと思います。

 

――現在の練習の雰囲気はいかがですか。

村上 結構いいよね。

一同 そうですね(笑)。

村上 インカレに向けて一丸となって記録を伸ばそう伸ばそうという雰囲気でできています。

 

――私生活で意識していることはありますか。

村上 自分は結構サプリメントを取ることを意識しています。日常生活でしっかりとご飯を食べたりしていますね。普段は食事です。体重を落としてしまうともったいないので。

上水 自分は毎朝8時くらいに起きるのがルーティンみたいになっています。試合の時も大体それくらいの時間なので、変えないように今後もしていこうと思います。

坂口 睡眠です(笑)。

 

――この1年間で成長したことを教えてください。

村上 コロナ禍で自分からやらなくてはいけない場面が増えました。そういった時に自分から動けることが増えたと思います。

上水 自分はコロナの影響で練習場が使えない状態で自分の競技レベルが下がった状態から上げ直す部分で知識や力がついたと思います。

坂口 減量に関する動画ばかり見ていたのでその知識はつきました(笑)。

 

――競技を続けるためのモチベーションはどこからきていますか。

村上 自分は兄が同じ競技をやっていて探求熱心なので、兄の話を聞いて自分もやってみたいという気持ちから自分のモチベーションを維持していました。

上水 自分は負けず嫌いなので同じ階級で1位になるまでは辞められない気持ちです。

坂口 あと2年と少しは逃げられないのでどうせやるなら全力でやろうという感じです。

 

――インカレに向けて意気込みをお願いしま

村上 しっかりとできればある程度の順位はいけると思うので、まずはケガを治して活躍したいと思います。このインカレでは成功率も高めて何とか学校に恩返しをするという意味も込めて頑張りたいと思います。

上水 自分は同じ階級に出る4年生の先輩がいるのですが、その先輩と一緒に表彰台に乗れるように頑張りたいです。

坂口 自分は一本一本集中して少しでもチームのためになれるように頑張っていきたいです。

 

――ありがとうございました。

 

[中村謙吾]


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