(3)インカレ前対談 安井恒介×神園洋
いよいよインカレが始まる。昨年度、明大はベスト8で敗れ、満足のいく結果とはならなった。今年度こそインカレの頂へ。選手たちの意気込みや声を5回にわたってお届けします。第3回は安井恒介(政経3=市立尼崎)と神園洋(法3=札幌藻岩)の対談をお送りします。
(この取材は11月24日に行われたものです)
ーー現在の調子はいかがですか。
安井(以下、安):秋季リーグは個人的には良かったかなと思います。個人賞を取れたので、自信につながりました。調子が良いというよりかは残り少ないので、焦りの方があります。
神園(以下、神):(調子は)すこぶる良くはないので、インカレまでにはピークを持っていきたいと思っています。コンビを合わせることが勝つための最低条件だと思うので、コンビの精度をもっと上げられたらなと思います。
ーー安井選手は秋季リーグでは個人賞を受賞されました。
安:秋季リーグ3試合目ぐらいまではあまり考えていませんでしたが、終盤の試合とかでは個人賞を意識していました。周りもいけると言ってくれていたので、せっかくなら目指そうと思ってそれで取れたので良かったかなと思います。
ーーお互いのプレーで良いと思うところはどこだと思いますか。
安:洋がAチームに出始めたのは夏合宿ぐらいでそれまでは1年生からずっと出る機会もなかった感じでした。それでも1年生の時から思っていたのは、自分は結構オーバートスが苦手なのですがしっかり2段トスとかに対してゆっくり丁寧なトスアップで上げるところはずっときれいだなと思っていて、スパイカーも打ちやすいだろうなと思います。プレー以外にもほんわかしているので、トスやコンビのこと、日頃のことも気軽に話せますし、そういうところもいいなと思います。
神:圧倒的強さです。多分日本で一番強いと思うので頼りにしています(笑)
安:こいつ俺の良いところを圧倒的強さですだって(笑)
ーーインカレまでの残り日数が少なくなってきました。今の心境はいかがですか。
安:新チームが始まってからメダルを目標にしていましたが、最後の大会は本当に何があるか分からないです。自分たちは早大を倒すために練習をしていますし、早大に負けるまでに勝つか負けるかはまだ分からないので、初戦から気を緩めると一気に負ける可能性もあると思います。なので、一試合一試合を大事に自分たちで課題を持ってやっていければなと思います。
神:自分にとって初めてのインカレで、トーナメント方式の試合が大学で初めてなので、緊張するとは思います。自分なりに頑張れば周りが助けてくれるので大丈夫だと思います
ーーインカレでの目標はありますか。
安:チームではメダルを取りたいとずっと言っています。メダルは目指したいですけれども、今まで自分たちがやってきたことを出すしかないと思うのでベスト4を目指すというよりかは今までやってきたことをどれだけ出せるかというところに掛かっていると思います
神:ベストセッター賞取るのはちょっと厳しいと思うので(笑)
安:ベストセッター賞取れなかったらベスト4は行かなあかんで。セッターでは優勝やな(笑)
神:4年生が引退してしまうので、4年生が引退したら自分たちの代になるのは嫌なので。せっかく出させていただいているので、できるだけ長くできるように頑張りたいと思います。
ーーインカレに向けて意気込みをお願いします。
安:ミドルが攻撃の軸になってくるということは自分が1年生の時にも言われていました。大事な場面で決め切ることが大事だと思うので、みんなの期待に応えられるように頑張りたいです
神:明治らしく楽しく頑張ります!
――ありがとうございました。
[永井涼太郎]
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