（２）インカレ前対談　工藤有史×武田大周

バレーボール

2021.11.29

　いよいよインカレが始まる。昨年度、明大はベスト８で敗れ、満足のいく結果とはならなった。今年度こそインカレの頂へ。選手たちの意気込みや声を５回にわたってお届けします。第２回は工藤有史（政経２＝清風）と武田大周（政経２＝松本国際）の対談をお送りします。

（この取材は11月24日に行われたものです）

――今年度から後輩ができたことによる変化はございましたか。

工藤（以下：工）２年生になって、少しですけど自分のプレーに余裕ができて周りが見えるようになってきたと思います。１年生でスタメンに入っている金田（晃太郎・政経１＝駿台学園）に声を掛けるとか、あまりやってないですけど、たまに（笑）雰囲気が悪いときは下級生が盛り上げないといけないなと思うので、そういうときは『一緒に頑張ろう』というのは言っています。

武田（以下：武）１年生の時と違って思い切りやればいいだけじゃないですし、下級生が入ってきたときにやりやすい雰囲気をつくれるかを一番大事にしないといけないと思うので、自分のプレーだけじゃない声掛けをして雰囲気づくりをするようになったのが２年生になって変わったところです。

――お互いの尊敬しているところはどこですか。

工：尊敬してるところ？尊敬してるところ？え、なんやろ。まあまずは練習を一生懸命やっているところ（笑）

武：当たり前だけどな（笑）

工：当たり前ですけど（笑）一緒にモチベーションを保ってやってくれて、将来は一緒のⅤリーグのチームに行けたらいいなと思っているので、気持ちの部分では尊敬していますね。プレーはないです（笑）

武：自分は１年生の時から一緒にコートに入っていて、紅白戦でも負けたときには悔しがるし、喜怒哀楽がバレーに対してすごくはっきりしている。そういう面に関しては本気で取り組んでいるのだということが伝わってきます。一日一日無駄にしてないところを尊敬しています。

――お互いのうらやましいところはございますか。

工：僕はやはりレシーブがうらやましいですね。リベロなので当たり前ですが（笑）『いい感覚を持っているな』というのは自分がレシーブしていて思います。

武：自分は身長ですね。190あってスパイクが決まるのは当然だとは思いますけど（笑）視界がちょっと違うので、身長があれば自分もスパイクやりたいなと思います。

――インカレでの注目ポイントを教えてください。

工：僕はサーブレシーブをしてチームに貢献するのが一番だと思うので、サーブレシーブですかね。あまり注目してほしくはないですけど（笑）

武：リベロなのでレシーブやるのは当たり前なのですが、サーブレシーブでスパイカーをどれだけ楽にできるかが、自分が頑張らなければいけないところですね。セッターが１本目を触ったときのトスをできるだけセッターと同じリズムでジャンプトスを上げるのが持ち味なのでその二つですかね。