(男子)大島表彰台ならず 総合5位で終える/全日本ジュニア選手権

フィギュアスケート 2021.11.22

 表彰台は遠かった。SP(ショートプログラム)を6位で通過した大島光翔(政経1=立教新座)は、FS(フリースケーティング)では「攻めた演技」を披露。前日に引き続きジャンプがうまく決まらず5位に終わったものの、見事全日本選手権(以下全日本)への切符を手にした。

 

◆11・19~21 全日本ジュニア選手権(日本ガイシアリーナ)

 

 「SP、FS共に自分の実力不足が完全に出てしまった」。いつもの笑顔は鳴りを潜め、固い表情で演技後の取材に応じた大島。前日のSPで課題として挙げていたジャンプは、FSでも大島を悩ませた。冒頭の4回転ルッツで着氷時に膝を着いたものの、続くトリプルアクセル、トリプルループは見事成功。調子を取り戻したかのように見えたが、後半の3つのジャンプを決め切ることはできなかった。それでもジャンプ以降は持ち直し、審査員へのアピールタイムでは今シーズン初めて観客の前で投げキスを披露する場面も。安定したスピンと圧巻の演技力で会場全体を魅了し、音楽と同時にフィニッシュ。初めは笑顔がこわばっていたものの、観客の拍手につられて徐々に相好を崩した。


(写真:慎重に着氷する大島)


 表彰台を狙っていた大島からすると悔しい5位。「去年から持てていた自信は自分に対して甘いものだった」と振り返る。その気付きを生かし、全日本では弾けるような満面の笑顔が見たい。

 

[向井瑠風]

 

試合後のコメント

――今日の演技を振り返っていかがでしたか。

 「SP、FS共に自分の実力不足が完全に出てしまった結果だなと思います」

 

――最初にまず4回転に挑戦しました。

 「挑戦はしたのですが中途半端な回転になってしまって、あれくらいだったら挑戦する意味がないというレベルの回転だったので、自分的には納得がいっていないという感じではあります(練習では成功されていた?)いや、してはいないのですが本当に回って転ぶという感じであと少しのところまで頑張って練習ではしていました」

 

――全日本ジュニア選手権全体を振り返って、ご自身の収穫と課題を教えてください。

 「収穫というのは自分の実力が足りないということに改めて気付けて、去年から持てていた自信というのは自分に対して甘いものだったんだなと実感したので、より一層気を引き締めます。全日本に出させていただけるのでまた頑張らないといけないなというのと、気付けたのはいい収穫だったのかなと思います」

 

――全日本の目標をお願いします。

 「全日本ではジュニアの自分たちは失うものがないので、どれだけ自分の個性をアピールできるかだったり、この全日本ジュニアで悔しい思いをした分たくさんジャンプをきれいに決めて、少しでも印象に残る演技ができたらなと思います」


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