加藤 学生レスリング集大成は3位入賞!/全日本大学選手権

レスリング 2021.11.14

 フリースタイル部門での学生王者を決める内閣総理大臣杯が開催。大会初日の13日は、今大会を引退試合と定めていた57キロ級の加藤万豊主将(政経4=いなべ総合)が3位に入り、表彰台に上がった。他にも70キロ級に出場した竹沢利紀(法4=高岡向陵)が5位、74キロ級に出場した山崎然生(営2=いなべ総合)が7位の成績を残し、入賞を果たした。

 

◆11・13~14 全日本大学選手権(足利市民体育館)

[フリースタイル]

▼57キロ級

 加藤――3位

▼61キロ級

 鴇田――敗者復活戦2回戦敗退

▼65キロ級

 太田――予備戦敗退

▼70キロ級

 竹沢――5位

▼74キロ級

 山崎――8位

 

 「今大会で引退なので優勝を目指した」。加藤は特別な思いで今大会に挑んだ。予備戦で難なくフォール勝ちを収め、迎えた1回戦。「強い選手だということは分かっていた」。積極的に攻めてくる相手に対し、カウンターを狙う。第1P開始54秒、場外際での攻防で相手を投げて、マットに相手を倒す。この攻撃で2得点を決めると、第1Pの2分53秒、第2Pの残り7秒で場外に押し出され2―2に追い付かれるも判定勝ち。だが続く準々決勝ではグレコローマンスタイルを得意とする相手の上半身の強さに翻弄(ほんろう)される。「相手の脚を攻めることができなかった」。自分のレスリングができず10―0のテクニカルフォール負けを喫した。

 

 敗者復活戦2回戦では4―0で迎えた第1P開始2分10。グランドを決めると、2回連続でローリングを決め、10―0の快勝で3位決定戦進出を決めた。「準々決勝で負けたことは仕方ないので、表彰台を目指した」。大学最後の試合となる3位決定戦。相手選手は加藤と3学年差の高校の後輩。「先輩の意地を見せるためにも攻めに攻めた」。第1P開始1分15秒、相手の脚を取って倒し2点を先制。第2Pの1分37秒には圧力をかけ続けたことが相手のパッシブを誘い、3得点目を奪った。試合終盤に攻められる場面もあったが、うまくかわし見事無失点に抑え、勝利した。

 

 「フリーではなかなか成績が残せなかった」。悔しい思いをし続けてきたフリースタイルで最後の最後に結果を出した。「後輩にいい引き継ぎができたと思う」。主将の思いは次の世代に託された。

 

[廣末直希]

 

試合後のコメント

二ノ宮寛斗コーチ

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「主将の加藤には決勝に行ってほしいなと思っていましたが、フリーの結果を欲しかった彼が3位に入賞できたことが今日一日を通して一番良かったです」

 

――加藤選手はセコンドで見ていて何が良かったですか。

 「試合前から集中できているなと思っていました。普段はカウンターを狙う選手ですが、自分からチャンスを狙いにいっていましたし、彼の成長した部分だと思います」

 

――チームでの目標を教えてください。

 「フリーを主に練習しているので何とか団体の順位を8位以内にしたいです。達成は微妙ですが、おのおの頑張ってくれたので、明日の3人に期待したいです」

 

加藤

――3位決定戦にはどのような気持ちで臨みましたか。

 「最後の試合なので悔いの残らないように戦おうと臨みました」

 

――3位決定戦の終盤は相手の攻撃をうまくかわされました。振り返っていかがですか。

 「相手が狙いに来ても逃げられる自信はあったので焦ることなく逃げることができました」

 


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