成長の証し見える準優勝/関東大学春季Bブロック対抗戦

ゴルフ
1999.01.01
 5日間の長いリーグ戦、関東大学春季Bブロック対抗戦が、福島県棚倉田舎倶楽部で行われた。首位早稲田にわずかに及ばず優勝は逃したものの、昨年春季大会よりも順位を一つ上げた。

 午前シングルス18ホール、午後ダブルス18ホールの計36ホールを5日間行った今大会、本学は2日目の早稲田戦を除き、完全な勝利を収めた。しかし、その早稲田戦は雨の影響でシングルス18ホールのみの戦いとなったことも影響したのか、1ポイント差で接戦を落としてしまった。「どちらが勝ってもおかしくない展開だったが、少し運がなかった」と山崎監督も語るように、惜しくもあと一歩届かなかった。しかし期待の新人・薗田(政経1)がBブロック最優秀選手に選ばれるなど、今後に期待が持てる結果を残したことは間違いない。

 今季は薗田の加入だけでなく、「薗田がみんなの刺激になっている」と太田主将(政経4)も語るように、上級生も確実に力をつけてきている。今大会でのAブロック昇格は惜しくも叶わなかったが、このまま順調に下級生と上級生の力が上手く組み合わさっていけば、秋季大会では必ずや念願のBブロック優勝を果たしてくれるだろう。

~選手のコメント〜
山崎監督

「選手たちの実力的には優勝も十分狙えたので、今は残念の一言。だが今大会の内容は、今後に期待を持てるものだった」。

太田主将
「一人一人が確実に上手くなっているので、今回の4勝1敗という結果に結びついた。チャンスは十分にあっただけに、優勝を逃したことは悔しいが、今後につながるように頑張りたい」。

薗田
「高校時代にはなかった長期戦だったので、体力や精神力を保つことが大変だった。結果には満足していないが、ショットの精度など課題も見つかり、収穫はあった。早稲田には次回Aブロックでリベンジしたい。最優秀選手については、そのことが目標ではなかったので、特に意識せずにやっていたが、Bブロックで最も評価されたということは素直に嬉しい」。