ダブルス男女個人戦初日 好調な出だしを切る/全日本学生選手権

バドミントン 2021.10.18

 インカレ個人戦初日、明大からは男子ダブルス4組、女子ダブルス3組が出場。団体戦優勝メンバーは余韻が残る中での戦いになったが、気を抜くことなく勝利を収めることができた。

 

◆10・15〜21 第72回全日本学生選手権(ロートアリーナ奈良他)

▼男子ダブルス

 筑後・農口組、遠藤・武井組――4回戦進出

 川端・山下組――3回戦敗退

 菊川・吉岡組――2回戦敗退

▼女子ダブルス

 上杉・木村組――4回戦進出

 櫻井・中村組――3回戦敗退

 本田・松本組――2回戦敗退

 

【男子ダブルス】

 団体戦優勝の勢いそのままに勝ち進んだ。今年度の東日本学生選手権(以下、東日本インカレ)でベスト4を取り、今大会シード参加の筑後恵太主将(政経4=ふたば未来学園)・農口拓弥(農3=福井工大福井)ペアは初戦、北翔大に21―12、21―12のストレート勝ちを収めた。続く3回戦目の相手は立命館大。緩急をつけた攻撃で相手を翻弄(ほんろう)し、終わってみれば21―16、21―9と圧勝した。「1セット目を落とさないこと」を個人戦の目標としていた筑後。有言実行で幸先良いスタートを切った。

 

 東日本インカレで優勝し、団体戦でも優勝に貢献と、大きな期待が懸かっている遠藤彩斗(政経3=埼玉栄)・武井優太(商3=埼玉栄)ペア。初戦の専大を21―14、21―19で突破。続く3回戦は法大だったが、こちらも21―10、21−10と危なげなくストレート勝ち。王者の余裕を感じさせる結果に終わった。

 

 目標は「同校決勝をすること」(筑後)。筑後・農口組と遠藤・武井組での決勝戦を目指している。以降の戦いにも決して気を抜くことはできない。

 

[下神大生]

 

試合後のコメント

筑後

――団体戦優勝から切り替えはできましたか。

 「喜ぶなという方が難しいので、気を抜かないように、自分でもそこは理解して余韻に浸らないようにしていました。それはきちんとできたかなと思います」

 

――団体戦と個人戦で戦い方に違いはありますか。

 「戦い方はあまり変わりません。ただ団体戦はベンチに仲間がいて励まし合っていますが、個人戦はできず、さらに今大会は(コロナの影響で)観客席で応援もできないので自分たちでコートの中で盛り上げていこうということは意識していました」


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