大東大に快勝! 初戦を白星で飾る/関東大学リーグ戦

アイスホッケー
2021.10.17

 リーグ戦の初戦は大東大との一戦。第1P前半、青山大基主将(法4=釧路江南)のゴールで先制する。その後は一進一退の攻防が続くも、第2P開始5分、青山大の2点目となる一打から流れが一転。着実に得点を重ね最終スコアは7-1。好調な滑り出しとなった。

 

◆10・16~11・23 関東大学リーグ戦(ダイソードリンコアイスアリーナ)

▼10・16 対大東大戦(ダイドードリンコアリーナ)

〇明大7{1-0、3-0、3-1}1大東大

 

 苦しい立ち上がりだった。「緊張していて入りが悪かった」(青山大)。第1P8分で青山大が先制点を決めるも、その後は互いに一歩も譲らない展開に。得点が入らないまま、最初のインターミッションを迎えた。追加点が欲しい第2P5分。青山大の一打はゴール正面からの強烈なミドルシュート。主将の一撃を皮切りにパスがつながり始め、流れが変わった。FW佐久間雄大(政経4=白樺学園)が2点を追加。4点差で第3ピリオドに進んだ。

 

 「みんなが同じ方向を向いていた」(佐久間)と第3Pでも攻める姿勢は変わらず。追い掛ける大東大の果敢な攻撃をGK中村柊志綺(政経2=北海道清水)が好セーブ。1点を返されるも「硬さもなく、たくさん止めてくれた」(FW唐津大輔・法3=日光明峰)。ファインプレーを連発しチームを勢いづけた。さらに「少ないチャンスを決められた」(FW大竹広記・営1=白樺学園)とルーキーが1得点を挙げる活躍。この日21歳の誕生日を迎えた唐津からの好アシストもあり3点を追加。終わってみればシュート数は大東大が11本に対し明大は68本。スコアは7-1と圧倒的な強さを見せつけた。

 

 初戦を快勝で終えた明大。それでもさらなる改善点を見出す結果となった。第2Pでは28本のシュートを放つも得点はわずかに3。単発的なシュートを打つだけでなく、リバウンドからも得点を狙えるような「泥くさいプレーを増やしていけたら」(青山大)と語る。次戦の相手は慶大。常勝明治を背負うものとして負けられない戦いが続く。王座奪還への道のりはまだ始まったばかりだ。

 

[新谷歩美]

 

試合後のコメント

青山大

――今日の試合を振り返っていかがですか。

 「まだまだ自分たちのプレーができていなかったですね。自分たちのプレーができるように調整していけたらと思います」

 

――次戦に向けて意気込みをお願いします。

 「相手に合わせず、いつもの自分たちのプレーができるように最初から全力でやっていきたいと思います」

 

佐久間

――ご自身のゴールシーン二つを振り返っていかがですか。

 「1点目は自分が決めやすいようにやったので入るかな、という感じでした。2点目は亀田(歩夢・文3=釧路江南)からのパスが良かったので、それがあってこその自分のゴールでした。パスが一番良かったなと思います」

 

――次戦への抱負をお願いします。

 「2年連続ポイント王を取るので、ポイントを取りまくります」

 

大竹

――1年生での起用について意気込みをお願いします。

 「強い相手になっていっても試合に出場してチームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいです」