試合後インタビュー/ジャパンカップ

ボードセーリング
2021.10.14

 

 明大ボードセーリング部の最大の目標・全日本学生選手権大学対抗戦4連覇に向け確実に成長の感じられる夏であった。その練習の成果はジャパンカップでも内藤紳之介(法2=アサンプション国際)の優勝をはじめ十分に発揮された。本記事では選手たちの声をお届けする。

 

三浦圭主将(法4=光)

――ジャパンカップはどのような位置付けの大会でしたか。

 「夏にやってきた練習の成果を確かめるような大会でした」

 

――ジャパンカップの対策は何かしていましたか。

 「ジャパンカップというより夏は主に体力づくりというか、暑い中でどれだけ頑張れるのかというのをやっていました。その成果は確実に出ていてレース終盤までパンピングというセールを漕ぐ動作を続けられていました」

 

――主将として他の明大メンバーのレースはどう感じましたか。

 「夏ひたすら漕いで練習しただけあって他の選手も最後まで漕いでいたのは見ていましたし、今までだったら僕が少し後ろにいても追い付いて追い抜かせるぐらいだったのですが、その夏の成果がありそのような状況では全然追い付けなくなっているので、すごく成長を感じています」

 

中島隼人(商4=暁星)

――ャパンカップを振り返っていかがですか。

 「自分たちがいつも練習している逗子というのもあったので、かなり安定した結果を残せて、結果として3位入賞もできたので結果はまずまず出せたかなと思います」

 

――3位に入賞しましたがいかがですか。

 「この大会でももちろん3位、入賞というのを目標にして挑んだ大会だったので、3位という結果に関してはかなり満足しているかなと思っています」

 

――良かった点はありましたか。

 「苦しい展開の中でもかなり冷静に風を見ながら判断できたという点が何点かあって、周りの艇よりもずっと上手く風を使えて上の順位に行くことができたので、苦しい中でも冷静な判断ができたのが良かった点かなと思います」

 

岡朋加(情コミ2=日大藤沢)

――順位受け止めていかがですか。

 「2年生だけで表彰されるという大会が初めてで入賞したいという気持ちがいつもよりも強くて、その分すごく緊張しちゃってがちがちでした。レース始まったら落ち着いていつも通りやれたかなという感じでこの結果になったのはうれしいです。優勝を競っている子がいて、最後まで(自分が)2位だと思っていて、負けちゃったなという気持ちだったのですが、インスタライブで表彰式があって、準優勝の発表でその子の名前が呼ばれたとき『え!?』と思って。それがうれしかったです」

 

――意識して練習したことはありましたか。

 「ジャパンカップは夏練が終わって初めての大会だったので、夏練でやってきたことを出せたらいいと思っていました」

 

――レースを振り返っていかがですか。

 「競っているようじゃだめだなと思いました。うれしかったですけど、もっと差をつけて勝てたらなと思ったので。でもその反面嬉しさもありました」

 

内藤

――夏休みはどんなことを練習していましたか。

 「やはり基本的な動作から発展的なことまで、幅広くみんなで一緒に頑張って練習していたので、それがジャパンカップを目指してというよりは個人個人チーム全体としてレベルアップを考えて練習していました」

 

――ジャパンカップはどのくらいを目標に挑んでいましたか。

 「もちろん優勝、常に優勝を目標にしていますが、今回の大会は1日だけで短期間の短いレースだったので、そういった中で、一レース一レースで先を考えずにほぼ100パーセントに近い状態でレースをすることができました」

 

――優勝という結果をどう受け止めていますか。

 「とてもうれしくて、というのも学連に入って初めての優勝だったので。第一として1年生が入部してきて後輩に格好いい姿を見せるのが、ジャパンカップが恐らく初めてくらいなので、そういう大会でやはり格好つけようと思って優勝できたのは本当にうれしいです」

 

――最後に全日本学生選手権(以下、インカレ)の目標と意気込みをお願いします。

 「インカレの目標は今のところ3位以内、もしくは優勝。表彰台に乗ることですね。去年、入賞はできたのですが、6位で表彰台には上がれなかったので。今年度は表彰台に上がりたいです」

 

[ボードセーリング部担当一同]

※写真は明大ボードセーリング部提供