明大勢苦戦も三井が堂々の準優勝!/全日本大学グレコローマン選手権

レスリング 2021.10.11

 全日本大学グレコローマン選手権最終日。期待の2年生、63キロ級の三井潤(法2=鹿島学園)をはじめとした4選手が出場した。谷津(営3=館林)、岩井(文1=前橋西)、伊藤(営3=小諸商高)らが初戦で敗れ、明大としては苦しい流れの中、三井が一人奮起。決勝で格上相手に敗れるも、全国大会で堂々たる準優勝を手にした。


◆10・9~10 全日本大学グレコローマン選手権(泉佐野市J:COM末広体育館)

▼63キロ級

 三井――2位

▼67キロ級

 谷津――予備戦敗退

▼87キロ級

 岩井――1回戦敗退

▼130キロ級

 伊藤――1回戦敗退 


 「1、2回戦がヤマ場だと思っていた」。以前に敗戦経験のある相手に不安を感じつつも、自分のレスリングをすることを心掛けて挑んだ。いずれも三井の持ち味である「地味だけど押していく」レスリングが発揮され、僅差で勝ち進む。続く準決勝。序盤から相手をじりじりと押していき、第1Pを2―0で終える。すると第2P開始39秒。つかみ上げた相手から、カウンターの背負い投げを食らい、一時同点とされる。だが「相手ががぶってきて腰が浮いたところを押していく」。掲げていたゲームプランが功を奏した。場外への押し出しで着実に得点を重ね、5―2で決勝へ駒を進めた。

 

 迎えた決勝戦の相手は、国際大会への出場経験もある小柴(日体大)。「思い切ってやろう」。スタンドでの攻防から積極的に攻め、グランドからの攻撃権獲得を狙った。しかし相手もさすがの実力者。両者一歩も譲らずせめぎ合いとなる。1分半の激しい攻防の末、三井にパッシブの判定。序盤の果敢な攻めは実らずグランドでの攻撃権は相手に渡った。ここからは小柴の独壇場。「自分の弱点はグランド」。苦手とする体勢から連続してがぶり返しを食らい、格上相手になすすべなく敗れた。

 

 今大会は以前の60キロ級から階級を一つ上げ、63キロ級での挑戦となった三井。惜しくも優勝を逃したが「スタンドでは互角にやり合えた」と確かな手応えをつかんだ。この経験を糧にさらなる大舞台へ。三井の躍進は止まらない。

 

[澤尚希]

 

試合後のコメント

三井

――今日の結果を振り返っていかがでしたか。

 「不安のあった1、2回戦をしっかりと勝てて、全国準優勝という結果までもっていけたことは良かったです」

 

――決勝戦はグランドでの攻防から相手のペースに持っていかれました。

 「最初の1分半でもっと自分が押していれば、展開もまた変わったのかなと思うのであそこで相手に上を取られてしまったことが今回の反省点です」

 

――今後の大会に向けて課題と意気込みを教えてください。

 「今後もインカレなどさらにレベルの高い試合が続くので、グランドの強化を一番に日々の練習に取り組んでいきたいです」


※写真は明大レスリング部提供


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